パリ・行きたい美術館
2025年6月の初めて行くパリでは行きたいところが沢山あって、どういう基準で選んでいいのか・・・もう頭が幸せな選択でパンクしそう。
だけど最近行程が少しずつ確定してきたせいか、ちょっとずつ、理由も付けて行先を選べるようになってきた。
オランジュリー美術館とオルセー美術館に行きたい
行きたい理由は東京でこの美術展があるから。7月にパリから戻った2週間後に開催されるので、東京へ見に行く。
世界を巡回している美術展(ミラノ、マルティニ(スイス)、香港を経て三菱一号館美術館が日本唯一の会場)で、つまりこの作品たちはパリの美術館では不在なんだなぁと思ったら、なんだか余計に見に行きたくなった。これってもしかしたら、凄く贅沢な美術展の巡り方じゃないか?思う。
東京で開催される美術展は・・・
「ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」
パリのオランジュリー美術館が、ピエール=オーギュスト・ルノワールとポール・セザンヌという二人の印象派・ポスト印象派の画家に、初めて同時にフォーカスし、企画・監修をした世界巡回展。三菱一号館美術館が日本唯一の会場となる。
東京ARTbeatのサイトより
ルノワールの代表作《ピアノを弾く少女たち》やセザンヌの代表作《画家の息子の肖像》をはじめとし、二人の巨匠による肖像画、静物画、風景画、そして、二人から影響を受けたピカソを加え約50点の作品から、モダン・アートの原点を探る。
会場:三菱一号館美術館
会期:5月29日~9月7日
公式サイト→https://mimt.jp/ex/renoir-cezanne
私は美術に詳しくはないけれど
何度も何度も、本物を見ているといろんな気持ちが湧いてくる。
そして説明を読むと発見がある。
音声ガイドを借りると更に別の「へ~そうなのか」も加わる。特に人が多い時は音声ガイドを借りて作品と説明に没頭するようにしている。
その時々で色んな見方を楽しむ。
何度も美術展に行くと、以前見た作品に再開することもある。それも楽しい。今回はこういうテーマで、それでこの子は連れて来られたのね、なるほどね・・・と思ったりする。
人と行くのも楽しい。会場内で自然に一度解散して、また何かのタイミングで会って、作品について少し話してまた解散して、没頭して、を繰り返す。自分の見方と、他人の見方、すり合わせると面白い。疑問を出し合って調べたり、ただ「おもしろいね」「すごいね」と言ったり。
実際現地の美術館に行った人が一緒だと更にスゴイ。建築物、所蔵元の美術館、その場に行った人の話はそこでしか感じられないリアリティがある。行くまでの行程、その場の雰囲気、海外ならその興奮もなお更スゴイのが伝わる。
とにかく美術展は、美術史の知識や絵心が無い私でも、確実に少しずつ人生を豊かにしてくれている。
今回も、パリではいくつか美術館を見に行けるので(しかも美術に精通したパリ在住の友人と一緒に)、それなら少しはちゃんとした準備をしてから見に行きたいと思う。
もうひとつの楽しみ、美術館という美術品
今回の東京の美術展の会場は三菱一号館美術館。建物が素敵。
建物についての概要のページ↓
https://mimt.jp/about
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個人的には三菱・・・と聞くと、どうしても岩崎家がもれなく思い出される。全然詳しくないし、誰が何代とかきちんと覚えていないのだけれど、私の行く先々で岩崎家は頻繁に出てくる。
東洋文庫、牧野富太郎、長崎のグラバー邸・・・あちこちで名前に出会う。
三菱一号館美術館と岩崎家については、東京artbeatに詳しいページがある。
かくして国宝は集まった:岩崎家4代、収集の軌跡を示す「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」レポート
↓
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/the_treasures_of_mitsubishi_collection
無駄なことなどひとつもない
例えばパリに行けなくても、東京の美術展に行けなくても、近くのものに興味を持っていたら、それも必ず何かに繋がって行く。
例えば、香川出身の平賀源内さん、この資料館に行ったとしてもいろんなジャンルの資料が見られる。それを見て調べても色んな事に繋がっている。香川の博物館、美術館、それだけでもいろんなものに繋げられる。
少し足を延ばして、徳島の大塚国際美術館とか、四国や岡山の美術館も含めたらもっと多くのものを見る事が出来る。
いつかの為に、小さなものに興味を持って毎日を過ごすと日々が本当に楽しいものになる。文字にすると、言葉にすると、とても当たり前でつまらなくて、理想っぽい耳触りの良い話になるのだけれど本当にそうだからしょうがない。
そうだ、東京の美術館ではどんな絵が並ぶのか大塚国際美術館に見に行こう。そしてオランジュリー美術館とオルセー美術館ではどんな風な位置づけをされているのかを調べてみよう。