柚子精油-圧搾法-を調べてみた

情報はアップデートしていきます。
ひとまず2024年9月現在

柚子圧搾法の精油

順番に意図は、ありません。
今のところ(9/5現在)圧搾法の柚子精油は、この4種。
他に知っていたら、ぜひ教えて欲しいです。

メーカー名容量ml値段(税込)備考
馬路村2,500高知県馬路村
山神果樹薬草園3,197徳島県・高知県/皮削り製法
媛香藏1,980愛媛県城川・鬼北町
THREE104,950高知県

一番知りたい事

「自分がこれいいなぁと思うお気に入りのゆずの精油を決めてみたい」と思ったので、

まずは日本では少ない圧搾法で抽出したから。

もちろん絶対の一番を選ぶのが無理な事は知っている。

ラベンダーの時に気付いたけど結局

「この時の私には、これが一番」ということ。

それは分かっているので、体調や場面によって使い分ける為に知っておきたいというのが正確な言い方かもしれない。

四国、瀬戸内にいるからには、いつかは極めたいと思っていた柑橘精油たち。

まずは情報収集だ!!

時々聞かれる柑橘精油の事

①水蒸気蒸留の精油って匂いが薄いの?やっぱり圧搾の方が香りがいいの?
②水蒸気蒸留は光毒性がないって本当?だから圧搾より水蒸気蒸留を買った方がいいの?
③水蒸気蒸留は、消費期限が長いって本当?だとしたら、やっぱり水蒸気の方を買った方がいいのかな?

私の答えはいつも同じ
①自分で匂って決めてください。私は色々だと思います。

②「水蒸気蒸留法」では、確かに光毒性をもつ成分はほとんど検出されません。かといってゼロじゃない。そんなの心配だわ!イヤよ!というなら使わなければいいと思います(笑)

圧搾法でも光毒性のベルガプテンはベルガモットが一番多い。でも光よ、日光に当たったら・・・ということで、太陽大好きな私でも、そんなに目くじら立ててまで「絶対使いたくない」という事はありません。ベルガモットを使わなくても、すでに良く焼けているし。ベルガモット精油を入れたからシミだらけになった!となったらもっとすごく注意喚起されると思うんだよなぁ・・・

③期限についてイエスかノーなら、イエスだと思う。圧搾は痛みやすい。雑菌も入りやすいと思います。抽出の途中で高温に触れる事が(たぶんほぼ)ない分、衛生的には水蒸気蒸留の方が、高温にさらされて菌は少なくなっている・・・と思います(どのくらい、は言えない)。成分も違うと思うし、そのせいで酸化も進みやすいと言えると思う。でもだから水蒸気の方がいいか?と言ったら「どうぞお好きな方を・・・」です。

どうやって調べるか

①柑橘精油を圧搾法で抽出している商品と値段を買って、並べて、嗅いで調べる。
②それぞれのメーカーの紹介の仕方を調べる
③もしも圧搾以外・・・水蒸気蒸留法やその他の抽出法で抽出しているのであれば、それも取り寄せてみて嗅いでみる。どこが自分にとって「良い」と思うかを考える。
④見学できるのかを調べて、行けるところは行って話を聴く
⑤ブラインドで嗅いでそれぞれどんな時に使うイメージか決める。香りの濃さ、苦さ、フレッシュさ、などはもちろん、その作っている人、抽出している人、サイトの熱心さ、を表にする。

なんでこんなことするのか

日本で採れる柑橘精油は、ほとんどが水蒸気蒸留法。
海外から輸入されるのは、圧搾法。

日本で圧搾法で抽出しないのにはいくつか理由がある。例えば遠心分離機などの装置にお金がかかるとか、抽出後の保存期間が短いとか。これらは全て価格に跳ね返るわけで、そうすると海外の製品には負けるのかもしれない。

だのに圧搾法をするのは何でなんだろうと思って、数少ない商品を機会があるごとに、嗅いでみた。水蒸気蒸留よりもいい匂いって思うものも実際にあった。もちろんたまたまかもしれない。その時私の体調が圧搾法が好きと思っただけかもしれない。だけど、圧搾法・・・・なんで圧搾法にしたの?やっぱり圧搾がいいのか?と気になる。

また、別の疑問として、一体四国界隈にはどのくらいの柑橘があってどのくらいの精油があるんだろう。抽出も、水蒸気蒸留でも色々工夫しているところもあるし、その精油は、精油瓶に入れて売られる以外にどんな風に使われているんだろうと思った。

昔から柑橘は全部を使って捨てるところがないイメージで、例えばゆずシードエキスに至っては、おばあちゃんたちの方がはるか昔から美白、保湿に使いこなしている。おばちゃんたちは薄めずに手に塗るよ、と教えてくれた人が居た。食事の支度の途中でも手に塗れるし、保湿にも、消毒にもなるしね、と。

この話を聴いて「私たちはどうして薄めて使うのか」と思ったんだけど「アルコールに良くない反応してしまう人も居るから、安全の為に」だよね。みんなの安全の為に薄めるけど、おばあちゃんたちが自分の為に使うのであればアルコール40%でも全然いいわけだ。だって、消毒用エタノールって70~80%なんだよね。

そうか、だとしたらそのままでも全然いいじゃないか。それなら、両方のアナウンスをする方が楽しいよね。おばあちゃんたちの使い方と、アロマクラフトとして生徒さんや参加者に応じた使い方、両方伝えようと思った。

だからさ、とにかく何でも知りたい。せっかく香川にいるんだもの。調べて見に行って確かめたい。


柚子にも色んな種類があって、その柚子の違いでも香りが変わると思う。だから、高知さんの柚子がいい・・・と決めるのも慌てすぎだと思うし、圧搾が良いと決めるのも慌てすぎだと思う。

天然だからこそ、季節によって、場所によって人に寄って、香りも味も違うと思うんだ。

精油だけじゃなくて、果汁も、商品も、季節も、どれも一つ一つ楽しんで選んでいきたいと思います。

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