ローズマリーのチンキ
あると便利な、ローズマリーのチンキ
チンキの作り方は簡単。
・消毒した瓶に、ハーブを入れて、
・アルコールを入れて、
・毎日振って。
・2週間くらい置いて、
・濾して、保存
いやもっと詳しく~
って声が聞こえてきます(笑)
チンキとは
植物をアルコールに浸けたもの全般を言うと思います。
ちなみに、エタノールはアルコールの一種。一般的にアルコールといえば、何の補足的な説明がない場合、エタノールを指すそうですよ。
無水エタノール、ウオッカ、ホワイトリカー、日本酒、消毒薬、全部アルコールの一種。
ちなみに、お酢、グリセリン、もアルコールの一種、と言える。
実際、ハーブをお酢やグリセリンに浸けたりもします。
ローズマリーを頂きました
友人を訪ねたところ、ローズマリーを蒸留していて、おすそ分けを頂きました。ローズマリーは、成分に特徴が出やすく、種類も豊富にあるので、タグが付いていないと分かりにくいのですが、香りを嗅いでカンファーが多いなとか、シネオールが多いな、と思う事があります。
今回のローズマリーは香りがとても優しくて、ちょうど雨の日だったのもあって、湿度を和らげるような、それでいてきつすぎず、気持ちがスッとする香りに感じました。
サッと洗って、ザルに載せて1日だけ乾かしました。カラカラにせずに、洗った水滴を乾燥させる感じ。
枝をしごいて葉っぱだけを使います。
使う瓶の、1/3∼1/2くらいを目安にハーブを入れて、無水エタノールを入れます。もう一つの瓶にはウオッカを。
ハーブを満タンに入れてもいいのだけど、もしも頭出たら、カビが来るかもしれないからたくさん入れたらこまめにちゃんとアルコールに付くようにフリフリを頻繁にするのが良いと思います。
今回私はたくさんのローズマリーを頂いたので、たっぷり入れました。でも、1/3で浸ける時もあります。
そしてもしも、濃く付けたいなら、出来上がったチンキに、もう一度、新しい植物を入れて2度浸けるのがベストなのかも?とも思います。
キレイなローズマリーでしょう。友人が英字新聞に包んでくれました。これだけで、めちゃくちゃおしゃれだ~。嬉しいなぁ
チンキが出来ました
出来上がったチンキです。綺麗よね~。ずっと見ていられる。これをお茶パックで濾して、保存します。保存瓶は、遮光が良いと思います。もしくは保存を暗いところで。紫外線に当たると、色が退化する可能性があるから。退化しても問題は無いのだけれど、せっかく無水エタノールで、緑を出したんだもの。この緑を使うのに意味があるよね。
遮光瓶に入れたら、何入れたっけ?と思うのでラベルをちゃんと張っておきましょう。あ、もちろん透明の瓶でも日付は張っておくのがベストです。何となく覚えているし・・・だと、絶対に忘れるから。絶対に忘れるよ。
何に使うか
無水エタノールでしか、この緑は出てきません。(ウオッカや日本酒では出ない)
植物の成分のうちクロロフィルやウルソール酸がこの緑の元です。シミ、シワの改善に良いそうで・・・・
これをクリーム、化粧水、に入れたり、
香りもいいですし空間の浄化用にスプレーに入れて使う予定です。