一期一会、ご縁で繋がる「実生柚子の蒸留会」

要綱

日にち: 12/11(水)
時間 :10:30〜3時間くらい
定員: 4名
料金 :11,000円 (※値段については、後に説明があります)
内容:実生の柚子の蒸留。出来上がりの芳香蒸留水は分けます。
場所:高松JAMさん2階コノメハルタツさんアトリエ。駐車場あり。

蒸留の間に

・バーム作り:ご縁の材料で作った椿油のバーム(ベースのクリームは私が作って行きます。皆さんには精油を選んで入れて頂きます。精油は、エコロギー四万十さん仁淀川のトレトレさんの日の木、実葉土の精油、パリの友人が持ってきてくれた精油など直接お顔を見てお話しし、ご縁があった方の精油から選んで頂きます。)

・椿油:五島の椿油のお試しとサンプルお持ち帰り

・お話し:四万十、仁淀川の柑橘の蒸留所とご縁の話し。コノメハルタツさんと私の、自然と人の考え方などの雑談

・質疑応答:私達で答えられるなら、なんでも

・お茶:今回使う実生柚子で作ったゆず茶と、五島で購入した椿茶


お申し込み

メールメッセージ(インスタDM.LINE.メッセンジャー等)で、高嶋宛に「参加します」と連絡下さればOKです。
先着順です。

メールfwht7372@yahoo.co.jp

値段について(今回一番伝えたい事かもしれない)

値段の説明しないと"高い"と思われそうなので、しておきます(笑)。これは、自然のお仕事をする人なら必ず迷うところだと思います。

蒸留会の相場は一体だれが決めるのだろう。みんなの中の蒸留会はいくらのイメージなんだろう。それを先に考えると、値段はこのくらい?が出てくる。でも、その内容と、今回の内容を比べたら、その「一般的な値段」を同じにするわけに行かないと思った。

例えば

参加費5,000円にして、これで、例えば6名集まったとして・・・と考える。さらに、もう少し単価上げたいから、お土産とか、クラフトを増やして、それをアナウンスしてみようか?・・・これも一つかもしれない。だけど、1人2,000円アップさせたとして、その増えた分のお金に、相手と私、関係した人には、いったいどんな価値が生まれるのだろうと思った。

素敵なご縁の材料だし、コノメハルタツさんのアトリエは素晴らしい。そして機会があれば蒸留会に参加したいと思っていた人もたくさんいるだろう。それなら、参加しやすい値段をつけるべきか?だけど・・・だけど、だ。

値段を安くした時、嫌なのは「原価だけに注目して、損得を計って来る人がいる」こと。これは、私やコノメハルタツさんだけでなく、材料を送ってきてくれた友人、その友人を引き合わせてくれた友人に大変失礼に当たる。

何より、自分がそういう人とは、今回の蒸留会で話が合わないと思う。だって、その人は、きっとその価値がずっと分からないから。それを説明するのも、その機会を作るのも私の仕事なのかもしれないけど、今回はその時間は取れない。

頂いたもの=原価ゼロと考える人には、そのあたりの意味は分からないと思う。くださった人は、あまりものや、捨てるものをあげたわけじゃない。それどころか、店に売っていないものをくださっているわけだ。

頂いたもの=原価ゼロに、高い参加費を付ける事を「自分だけ儲けようと思ってる」と考える人はいるのだろうか?私は、原価ゼロの頂きものはその人の手間、想いに、いつも付けられない値段を付けている。値段とはチャリンのお金じゃなくて、価値。

「この御恩をどうかえそうか」と、いつも焦る。ときに、「返しすぎです(笑)帰って困る。」と言われることもある(^^;

エコロギー四万十さんやトレトレさんの、日々蒸留や自然の材料と向き合って言う方の想い、その話しも伝える会になる事を考えると、「原価だけを注目して、損得を計る人」には伝わらないだろうと想像できる。

今回みんながどう思うのか?は考えるのをやめました。参加費、3,000円?5,000円?と考えて、蒸留をする値段や材料費を見て、その元は取ろうと思えば、本当は下げて、人を入れて、持ち帰れるものと、値段だけを比べて、来る来ないを決める人…つまり「何を持ち帰れるか?」を、物品(現物)の原価と比べる方に、来て頂かれると、こちらがモヤモヤする気持ちになるなぁと思ったので(それだけ濃い内容を喋ってしまうのが分かるから)

そこを分けるために、この値段にさせて頂きました。以下のものが値段に含まれていて、人と付き合う時に私が大事にしていることでもあります。依頼の仕事を引き受ける時も、授業の時も、トリートメントの時も、大事にしている事です。

・この材料が、昨日今日知り合った人から簡単に貰ったというものではないという材料

・この柚子が手元に来るまでに育った年月(実生なので)や、この柚子の恐ろしいまでの鋭いトゲに気をつけてある意味命懸けで収穫した経緯と送ってくれた方の手間と気持ち

・高知に居る方々と私が繋がるまでに、間に居てくれた人、さらに今後その先へと彼女が繋いでくれた人の顔が浮かぶ柚子

・蒸留をお願いしている、コノメハルタツさんから頂く色んなアドバイスやエピソードの内容。今回も語られるであろう、たくさんの蒸留や蒸留水、精油、植物の「本にはない話し」が聞ける事。

・蒸留の間の、瞑想の様なセラピーの様なゆるりとした時間。昨日今日のお付き合いでは、作れない、値段の付けようもない、彼女と私の信頼関係で作る蒸留。

今回、私は11月に旅に出ていました。五島長崎はもちろんですが、四万十、仁淀川の蒸留会社さん、また高知の果樹園さんの方とも連絡を取らせて頂き色んなお話しをお伺いする機会を頂きました。そこに至るまでに、色んな方のご縁を使わせて頂き、手と時間を割いて頂きました。

そう言うご縁でつながり、最後コノメハルタツさんにして頂ける蒸留なので、参加者がたとえゼロでも(笑)安い値段で人を集めることをしたくなかった。

と、言う理由で参加費は11,000円です。

11,000円で何が買えるのか?の基準を「原価以上のモノが貰えそうか」という損得、じゃなくて、売ってない経験や、自分の知らない情報が、今後の得?徳?になるか?で考えて頂けたらと思います。私はそうしています。

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