アロマテラピーアドバイザー講習のクラフト
高松市アロマテラピースクール、Aromatico(アロマティコ)アロマテラピーの高嶋です。
今日はアドバイザー講習で経験して頂くクラフト類について少し詳しくお話しますね。
目次
クラフト作成の例
基本を知っている方は、レシピをアレンジをして作る事も可能です



独学の方はひとまず基本を。まずたたき台となるものをしっかり押さえて頂きます。それが一番の近道。いろんなレシピを見ても想像が付きます。自分で理由を持ってアレンジが出来ます。
最初から「可愛いピンクの、ブルーのバーム」「トロトロのグロス風」「メディカル的に使えるのものを」を・・・・も良いのですが、「全部精製の材料で」「全部未精製の材料で」「1%濃度で」など、基本のものを、1つは作って頂きます。(これだけでも、色んな”なるほど”が詰まるんですよ)
アドバイザーになるのに、自分が作った基本のバームの使い心地や、市販品と比べてどう違うのか、を知っている方がずっと今後の活動に役に立つはずです。



アドバイザー講習=2パターンの受講方法
ケース①:無料で受講
正確に言うと「アロマテラピー検定資格取得講座にアドバイザー講習費が含まれている」という事
→講座に料金が含まれています。これは認定校であれば含まれているはずです。合格後に受講して履修証明を渡されるので、各自で申請します。
ケース➁:有料で受講
独学で検定を受験した。アドバイザー講習をしている認定校へ自分で問い合わせをして受講する。
→料金・受講時間はスクールごとに違います。履修証明書が渡されるので、各自で申請します。
ケース①の場合のクラフト
<アロマティコの場合>
既に講習中に、クラフトや実習をしていて基礎が出来ていると思います。
なので、アドバイザー講習では資格取得後にどんな風にアロマを利用したいか・・・で、クラフトの希望をお伺いします。色々なクラフトの基礎でもあり、何度でも作って欲しいバームとトリートメントオイルは必須にしています。そこからアレンジをします。
ケース➁の場合のクラフト
独学の方は「クラフト作成」や「精油のスメリング」をしていない人が、いるかもしれないと思っています。
受付時に「どこまで学ばれたか」「何をどこで経験してどう思っているのか」「何をしてみたいか」など確認させて頂きます。(分からない、考えた事も無い、それでも全然OKです)
クラフト作成をテキストのレシピ通りに作っていたら、その時にどう思ったか。アレンジをした人はどんなアレンジをしてどうだったか?そんなことも良かったら教えてください。
水溶性の基材を乳化剤をまぜたクリームを作ったか?トリートメントオイルのブレンドをしたか?などもお尋ねします。出来るだけたくさんの事を知りたいです。
経験値が無い事が悪いわけじゃない
文章にすると恐そうで、厳しそうですが、私は怖くないですよ~。
出来ていない事を叩く為に聴くのではなく、これからの為に聴きたいのです。私は受講生さまに何をお伝えしたらいいのかを、私の為に聴きたいのです。
経験していない事が悪いことでは無いんです。これからもそうですよ、何年経ってもそうですよ。「あれ??」って事は出てきます。私も出来ない事、知らない事が沢山あります。だからこそ、基礎のクラフトは大事なんです。
実習にしても、ホットタオル、足湯など「試験勉強したから知っている」ことと、「気持ちがいいと心底感じて知っている」のでは大違いなんです。とにかくお互いの経験値を上げる時間にしたいと思っています。
そもそもスクールで検定対策、損か得か
アロマテラピーの資格はいくつかありますが、その中で最もポピュラーだと思われる「AEAJアロマテラピー検定」。その試験は、独学でも受けられますし、スクールで勉強してから受験する事も出来ます。
スクールで勉強したからと言って、検定の問題が減るとか、何かが免除になる事は有りません。それなのに(独学でも受けられるのに)スクールで勉強をしてから受験をするメリットは「テキスト以上の情報と経験が積めること」そして「アドバイザー講習の受講料が料金に含まれている事」です。
よくよく受講内容、先生、環境、などを良く吟味してスクールを選んで頂きたいです。値段と時間だけを見て損得を決めるのはもったいないです。高いところが良いとか、安いところが悪いと言っているのではありません。
いいスクールの定義は、人それぞれあるはず。私の中で「クラフト作ります」「スメリング30種します」は当然です。自分が経験した「はい!時間10分もないけどクラフトササっと作って!」とか、「時間無いけど嗅いで!テキスト線引いて!」は、ちょっともったいないと思ったので(質問も出来ない)、私はそこ、じっくりします。
アロマティコの授業のこだわりは
■目的をしっかり
まず将来自分が目指すのは何か。アロマテラピーをどう使いたいのか、その為に誰に教わるのがいいのか、自分の目指すものにその講座の内容が合っているのかで選ぶ。という事です。
例えばアロマティコのレッスンは全てマンツーマン。受講生の方の教わりたいものに沿って内容をアレンジします。
自分の目的は今は分からないので、とにかく決めてくれたものを・・・と言う方には、アロマティコでは将来必ず必要になって来るものを入れます。使い続けて頂ける為に何をお伝えしようか・・・・何も目的は無いと言いつつも、行動を起こした理由がどこかにきっとあるはずで、そこを見つけることもしていきます。
■疑問が浮かんでくる授業をする
テキストをただ読むだけの受け身だけのレッスンが私は嫌いです。だから自分の授業も「ふうん、そうなんだ」だけで終わらせたくない。「ここが疑問に思うようになるはずなので」を乗せて説明をします。また、受講者の方にも、その人に何かしらの経験があると、疑問は次から次へと出てくるはずです。そこも脱線してもいいので後回しにせずに聞いてもらえる授業をしています。
何でそんなことをするか
アロマテラピーの様な「民間の資格」は、使わなければ「消えてしまう」ものと思います。ディプロマをもらって名刺に並べても、履歴書に並べても、その技術を提供出来ないのは「無いのと一緒」です。
人に「こんなことが出来るんですか?」と言われて「はい、ここまではできます」を言える様になって初めて「資格」だと思うんです。国家資格の「医師免許」があっても、患者さんを診ていない人に診て欲しいと思いますか?
民間資格ならなおさらです。誰に教わって、何を経験したのか。その人がどんな人なのかが大事だと私は思っています。
就職に役立てたい、自分で仕事にしたい、と思うのであれば「できる事を増やす」のが一番自信になります。
そして何よりもアロマテラピーという素晴らしい「整えるツール」を自信をもって使えるものにして欲しいからです。アロマテラピーを、どんな風に役に立てていきたいか。
ぜひ一緒に確認して、アロマテラピーを楽しく、安全に使える技術と知識をアロマティコで得て行っていただけたらと思います。ご質問はいつでも受け付けています☺
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