アンブレットシード精油~久しぶりに初めて買った精油~
初めて聞く精油。初めて買う精油。どうやって選んだらいい?よく頂く質問です。
答えは「自分の価値観」で決めて買う。
そう答えてきました。いや、本当そうなんだけど、言うのは簡単・・・・(;'∀')久しぶりに「初めて聞く、初めて買う」精油に出会って、簡単に答えていたかもしれない、ってちょっと反省しました。難しい!!どれかに絞って買うって難しい~~!
なんでこんなことを言っているのか、良かったらこのテーマを取り上げた理由を聞いてくださいな。
私は結構、色んなメーカーの、いろんな精油を嗅いできた方だと思います。それでも年に1本か2本、聞いたこともない精油に出会います。植物名すら初めて聞く精油。新しいものに出会っても基本的に今あるものでOKと思っているので買い足す事はあまりしません。
ただ今回は、2023年のブラッシュアップ勉強会「春」で出て来た「アンブレットシード」の精油は、植物性のムスクと言われるそうで、麝香(動物性香料)の香りを植物性で代用できるのか・・・?と興味深々で調べました。ちょっとこれは買ってみたいと思ったのですが、久しぶりに「どれを選べばいいか分からない・・・」「みんなこんな気持ちで選んでいるんだな」を感じたのです。
結論から先に・・・
結局この2本買いました。最初に1本。なんとなく納得いかなくてもう1本。Facebook個人の方に、その時の記事を載せました。(友達限定公開設定しましたので、興味ある方はぜひお友達申請お願いします!)
私の精油の化学の師匠、長島司先生かも、私の迷いを心配してくださりメッセージを頂きました。本当に感謝です。良く調べてどの様に勉強会で使うべきなのか、アナウンスするべきなのかを考えるきっかけになりました。
認証って何なのか、オーガニック原料を使っていますというアナウンスって何なのか・・・そんなこともちょっと考えるきっかけになりました。
セラピストが、有る精油を精油を勧めることの重大さ、責任を改めて色々考えるきっかけにもなりました。
くれぐれも、この精油が「良い精油」と紹介しているわけではありません。何を選んで購入するのか・・・何かを選ぶむずかしさを伝えたいんです。
初めての「精油」の選び方 私の場合
- メーカー・値段・抽出方法・認定・サイト、をとにかくたくさん調べまくる
- Google検索、Amazon、楽天などのショッピングサイトも見てみる
- 利用目的に合ったものを選ぶ(トリートメントに使う、芳香浴で使う、フレグランス的に使う、どれで使うか)
- できるだけ一番少ない量で買う
- 購入後納得がいかなければもう一本買ってみる
- 値段と内容のバランスが合っているかどうか考える(今回の1,000円のはおかしいと思った)
- 出来るだけオーガニックがいい
- サイトがきちんとある
- 間違いなく精油だ
- 高すぎない、安すぎない
- 信頼している人が使っている、勧めている
挙げたらきりが無いんだけど・・・こんなことを考えながら買います。
今回困った理由
おススメがない・・・・
- 普段自分が精油を買っているメーカー数社、どこも取り扱いが無い→この時点で色々考える
- あまり良く知らないメーカーが出てきて、耳触りがいい言葉は並ぶが、それならなぜ他の普通の精油が売れていない?
- 値段に差がありすぎて困る→認証があるのに1,000円というのもあれば、認証無くて5,000円代もある。CO2 の抽出法になると、20,000円を超える。これは一体どういうことなのか、普通に悩む。
どれも買いたいものが無い。だが、絶対に買いたい。ということで、唯一知っているメーカーと言う事でマンディームーンさんと、認証が気になった(オーガニックと言うわけでは無いかもしれない)アンドエスエイチさんの精油を購入してみた。
結論 私の場合
一言で言えば「これが植物性ムスク、麝香、なのか・・・」です。一つの基準として記憶しておこう。という気持ち。たった2本嗅いだだけで、これが植物性ムスク、アンブレットシード精油の香りだと言い切れない。ムスク系の香水は好きだけど、あくまでもそれは「ムスク系の、調香師が作った、他にも色んな素材が使われている、香水として作られた香り」ということ。
考えたらそもそもムスク、麝香、それ単体を嗅いだことは、ない。つまり、自分の経験上のデータが無い。ということは、この精油を植物性ムスクと呼んでいいのか、ムスク系の香水の様な香りとして呼ぶのが良いのか・・・そして、これをトリートメントにも、調香にも、もちろんディフューザーにも、今は使おうとは思えない。
今後の課題として、いつか天然のムスク(麝香)を嗅ぐ。それは一つじゃダメ。色んな所で嗅いて「これがムスク」と分かるまで嗅ぐ。きっと臭いんだろうなぁ(笑)あとは調香師さんに「アンブレットシード精油の香りは、植物性ムスクか?」を聞く。
<基本情報>
AEAJ機関紙No.107号の精油研究より
アンブレットシード
原料植物名 アンブレット(リュウキュウトロロアオイ)
学名 Abelmoschus moschatus
科名 アオイ科
主な抽出部位 種
抽出法 水蒸気蒸留法
成分(一例) 精油の安全性ガイド第2版より
(E,E)-酢酸ファルネシル 30.0~65.3%
(E,E)-ファルネソール 3.4~39.0%
アンブレッドリド 7.6~14.7%
(Z)-テトラデセン-14-オリドほか19.9%
値段
Avonlea 5ml 5,800円
マンディームーン 5ml 1,760円
World Stone 10ml 1,600円
&SH(アンドエスエイチ)5ml 1,000円
グリーンゲーブルハシモト 5ml 5,270円
以上水蒸気蒸留蒸留
※値段は税込で、送料は別途かかるところもある。
他に、超臨界抽出法(液化二酸化炭素抽出法・CO2蒸留法)で抽出したものがあるが、とても高い。
詳しくは、どうぞ勉強会へご参加ください(^^)/
精油の選び方のお話し、詳しくさせて頂きます。
お申込み、詳細はこちらからどうぞ↓
https://aromatico.life/ambredseed-seiyu/