良い睡眠へ、香りの利用方法~私の場合~

こんにちは!高松自宅サロン、全てがマンツーマンレッスン、アロマスクールAromatico~アロマティコ~の高嶋です。

このブログでは、講座等で行う専門的な説明よりも、せっかく色々検索して見に来てくださった方が「そこ知りたかった」とか「なるほど、そういう意見もあるのか」と言う様な事を書きたいと思いで綴っております。どうぞお気軽にお読み頂けたらと思います。



今日は、睡眠についてお話ししますね。2023年5月ブラッシュアップ勉強会「春」のテーマの一つでした。

香りで眠る~ラベンダー精油を使う場合~

<香りと記憶の関係>

香りを感じるのは五感の中の嗅覚という感覚。この匂いを感じる経路っていうのが面白いんですよ。目には見えないのに香りは、人に色んな感情をもたらす・・・無意識に感じるものなのに、嬉しくなったり、懐かしくなったり、悲しくさせたり、ツラくなったり、お腹を空かせたり、眠たくさせたり、落ち着かせたり・・・それは何でか?

脳には、感情・本能を司る「大脳辺縁系」と、理性的な思考を司る「大脳新皮質」の二つがありますが、匂いだけが感情・本能に関わる「大脳辺縁系」に直接伝達されます。 また、「大脳辺縁系」には記憶に関連する「海馬」という器官もあります。

そう、香りだけが「本能的」。だから「好き」とか「嫌い」とか感じたり、よく分からない匂いには不快感を覚える事もある。だからこそアロマセラピストになるであれば、色んなにおいを嗅いでデータを蓄えておくことは本当に大事だと思うんですよ。

生きていく上でも、におうって事は、本当に大事。実際の香りを嗅ぐんじゃなくて、感覚的に「なんかイヤ」と思う事ないですか?疑わしい時に「な~~~んかにおうぞぉ」とか、おいしいお店を見つけた時にも「君、鼻が利くな」とか、感覚的な事に嗅覚の言い方を使う事がありますよね。香りが本能的なものって、皆知っているんですよね。最近は皮膚にも、香りの成分をキャッチする受容体があると分かっています。

そして香りといえば精油だけじゃなくて、原料となる植物、食事もそうです。空気や森の香り、その時に出てくる感情。それらが、色んなカタチでちょっとずつ記憶に蓄えられてこそアロマテラピーと言う療法が活きてくると思うんです。そう、大事なのは”普段”なんです。食事も自然の香り。通勤、通学、休憩時間、その時に香って来るものの積み重ね。

精油の香りで眠る為には、ぜひ普段から自然そのものの香りを頭にしみこませておいて欲しいです。

<ラベンダーを嗅いで、すんなり眠れるとは限らない>

有名な睡眠時の香り、ラベンダー。私は好きで、疲れた時とか香らせて眠る時があります。でも、結構苦手な人もいるのがラベンダー。多くは「消臭剤を思い出すから」・・・そう、香りと記憶が、そう結び付けちゃっている。パッケージの姿やトイレのイメージと一緒に。


ー眠れる人がいるのはなぜか
⇒ラベンダーの香りを構成する成分が、脳をリラックス(副交感神経を優位に)させる働きをもっているから。脳がリラックスを感じて、安心感が深まる。呼吸がゆっくりと深くなり、眠りに入る。

ーラベンダーを嗅いでも眠れない人は、なぜ眠れないのか。
⇒ラベンダーは好きじゃないとインプットされている。もしくは香りを感じにくい状態になっている。とってもつらい事や心配事があって香りを感じるどころではない、とか。つまり脳が興奮している部分があり交感神経が優位になってしまっている。香りを嗅ぐときは、呼吸を深くするものだが、交換神経が優位の時は、呼吸も浅い。

<ラベンダーの香りでぐっすり眠る為には>

ラベンダーで眠るためには、ラベンダーを好きになるのが一番。ぜひ、ラベンダーを見に行って、うわ~っと広がる景色を見て少しでも「お、いいじゃん」と思うと香りを嗅いだ時もその時のリラックスに行きやすくなる。ぜひ一度香りを感じて良い記憶として残してみてください。先に書いた「データを蓄えておく、いい思い出と香りを結び付けて置く」ことで、アロマテラピーという療法が活かしやすくなります。

私の睡眠法

私が寝る時に使う精油は、疲れの種類や度合いによって変えています。

昔は横になったらコロッと寝られたし、今も、何も考えなくていい時はコロッとどこでも寝られる。だけど、不安、興奮、怒り・・・そいういうのがある時はやっぱり寝にくいし、目が覚める。それをどうやって対策するか。昔はグズグズ考えて眠れないまま朝になっていた。布団から出られなくてつらいまま朝になっていた。今はちょっと成長して、ちゃんと眠れる様になった。

あ、これは眠れなくなるやつだぞ・・・と思った時にする事を、色々まとめてみました。

<心が乱れているとき>

今不安(怒ってる、興奮している等)と自覚する。
それは、

ー①自分ではどうにもならない事(悪口を言われた、負けた、我慢したとか)で、明日になってもどうにもならない。

ー➁明日以降どうにか出来る事(忘れていた返事を思い出した、謝らないといけない事をした、やらなきゃいけない仕事がある)なので、明日絶対どうにかできること。


①なら相手がある事。自分でどうにか出来る事では無い。明日から自分がどう生きていくかで次、いつか、勝てばいい。同じ、レベルの低い土俵に立たない。どんなにくやしくても、我慢する。誰かに話そうとしない。(くやしさが悪化するリスクの方が高い)それよりも、今日頭を切り替えてきちんと寝られる事が、ステップアップに繋がる。その方が強くなる。二度とそんなことで悔しくならない様に、自分を一段高い所に持って行く努力が出来る。怒りや悔しさは、成長へのジェット燃料だ。おかしな怒りに向けない。自分を焼かない。


➁なら明日、するべきことをメモしたり、下書きをして寝る。特に仕事のミスならば、あさイチできちんと謝る。言い訳を考えるよりも、早い解決になる。早く朝がきたらいいな、早く謝りたいなと、思って安心して寝る事。怒られるか縁を切られるか、そんなことは分からない。そうなったら、それを受け入れるしかない。自分が出来る事は素直に謝る事で、それが一番大事。また、やらなきゃいけない仕事は、疲れた頭でやるより、早く起きて取り掛かる方が、何倍も速く終了する。そして、同じミスが起きない様に対策も考えられる。

これは相手がある事なので、そんなうまくコントロールは出来るわけないんだけど、でも、今までの経験から考えると、嫌な人、縁、は切れるものは切り、切れない場合は自分が一段高い所に行くしかない。時間がかかっても一段高い所に行く。これが最善と一概には言えないけれど、価値観(趣味、時間の使い方、話題)が違うところに行くことをお勧めする。その人と張り合ったり、敵視されるところに居ない。


<睡眠時の香りの使い分け>


ー普通に眠る
何も使わない。トリートメントオイルの香りで充分。

ー体が疲れた(試合の後とか)
これもトリートメントオイルの香りで充分。

ー人ごみに疲れた、普通に疲れた。旅先のホテル
ラベンダー

ーだいぶ疲れた。頭の切り替えが出来ない。傷ついた。
ガルバナム

他には、布団を干して、その匂いが好き。洗った寝巻や枕に置いたタオルが良い匂いで気持ちいい。

<音の利用方法>


聴覚が過敏になっている時は、○○ノイズを流して寝るのが今の自分の中の流行り。ホワイトノイズ、ブラウンノイズ、グリーンノイズ・・・色々あるんだけど、今は飛行機の中の音が好き(笑)これって、何ノイズになるんだろうな。海外行く時、国内線乗る時、飛行機の音がすごく好きなんだよねぇ。

睡眠時の安眠BGM音楽は苦手。シンギングボールとか、お経は好き。
自然音も好きだったけど、急に鳴く高い鳥の威嚇の声が入るのが苦手。びっくりする。ずっと小川がサラサラ流れてるようなのは好き。波の音も好きなんだけど、それも好きなの苦手なの・・・色々あるんだ。

私はちょっと音や光に過敏な所があって、耳栓を持ち歩いている。cafe、飛行機、電車、図書館、ホテルで寝る時、耳栓をすると落ち着く時があるから。あとは、集中できるものを探す。読書、パソコン。ゲームはしない(笑)

<呼吸法と腸もみ>

腸もみをするんだけど、緊張していると、おへその周りが固くなっているんだよね。(私の場合)

その固いところや、周りをを呼吸に合わせて深く、柔らかく、ほぐしていくの。そこに集中しているうちに眠っちゃっていることがある(笑)他にも、背中の緊張やお腹の緊張を意識して壁に手足付けて呼吸したり(って言葉で言っても分からないよね)


以上が、私の睡眠に関するお話し。
良い眠りのために、結構色んな事をしています。

これは、楽しく学ぶシリーズに入れていきます。2023年9月から、オンライン講座として動画をアップしていく予定です。

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