蒸留酒のこと

高松マンツーマンアロマスクールAromatico~アロマティコ~高嶋です。今日は少しだけ酒の話しです。酒の中の蒸留酒のハナシです。

私はアロマテラピーの先生もしているので、説明の時に必ず「水蒸気蒸留法」という、話をします。すると、みんなの頭の中には「水蒸気蒸留法=精油の抽出法」とインプットされていきます。

これはこれで正解なのですが、ここで蒸留=水蒸気蒸留、蒸留=精油、精油=水蒸気蒸留、と固定されてしまうともったいないので「蒸留=精油」だけじゃないよ!という話をしたいなぁと思ってブログ記事にしてみました。

私の授業は良く脱線するので、こんな蒸留についての「無駄話」が発生するのですが、テストに必要な事は抑えつつ・・・その「無駄話」にこそ、生活の豊かさ、余裕があるのだと思っています。

ただ、時間が無い時の為にはこの「無駄話」が出来ないので、今日は記事に(笑)みなさんもどうぞお時間ある時にお読み頂けたらと思います。

私も未だに、蒸留については良く分かっていない事が多くて、精油を取る時の水蒸気蒸留法以外の蒸留については素人です。だけどお酒が好きなので、工場見学も好きなので、もう少し知りたいと思っています。

蒸留酒の定義

以下Wikipediaより引用

蒸留酒(じょうりゅうしゅ)とは、醸造酒蒸留して作ったである。スピリッツ(spirits)とも呼ばれる。酒を製造方法で、醸造酒・蒸留酒・混成酒に分類したときのひとつ。

基本的にはアルコール度数が高いものの、蒸留後に加水した場合でも蒸留酒とされるので、アルコール度数を大きく落とすことも可能である。世界各地に、地域に応じた様々な蒸留酒が存在する。

蒸留酒の種類

まずお酒の種類はざっくりと

●醸造酒=酵母菌によって発酵されたものをそのまま飲む
・ワイン、ビール、日本酒など
●蒸留酒=醸造酒を加熱し蒸留して作られる
・焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラムなど
●混成種=醸造酒や蒸留酒に果実や香料、糖などの副原料を加えて作られる
・梅酒などの果実酒やリキュールなど

その中の蒸留酒

以下、阪急百貨店のサイト、阪急フード、おいしい読み物より

蒸留酒は、ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、焼酎の7種類が代表的。蒸留方法は「単式蒸留」(一度だけ蒸留をおこなう昔ながらの製法)と、「連続式蒸留」(ウイスキーのために開発されたとされる、何度も蒸留をおこなう近代的な製法)の2種類に大別されています。

蒸留法の「単式、連続式」も、色々なものを読むとなるほどなぁと思う事がいっぱいありました。結局人間て、どうしても工夫したくなる生き物なんだな。

私が好きな蒸留酒

どうでもいいハナシだけど、私が好きなのは代表的な7つのうち、ジン、ラム、だな。ウイスキーは工場見学などで蒸留所へ行ったら原酒を頂けるのでその時は「ああ美味しいなぁ」と思うし、お店や実家で人が飲んでいると飲むくらい。人と飲むとウイスキーは美味しい(笑)。

ジンを4種。全部行った場所にゆかりのあるジン。ジンはボタニカルな材料を使っていて、精油とよく似ていて面白い。それぞれ全然風味が違うの。

度数が濃いから、すっごく薄くして飲みます。

そもそも蒸留とは

蒸留にはいろんな種類があるわけよ。

それを授業で伝えると、皆さん「ハテナ?」って顔になるので、ああこういうことは言わない方が良いのかな?と思う時もあるのだけど、でも、私はやっぱり「蒸留には色々あって、皆が使っている精油を蒸留する時は、その中の水蒸気蒸留法というので取れているんだよ」と伝えたい。

これを話すと、10分はかかるので、これは時間に余裕がある時にはなすけど、時間がない時は10秒で説明する。

以下、ウィキペディアより

蒸留(じょうりゅう、蒸餾蒸溜: Distillation)とは、液体を加熱して、出てくる気体を冷やして再び液体にして集める方法をいう。一般に、混合物を一度蒸発させ、後で再び凝縮させることで、沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作で利用されることが多い。この場合は、通常、目的成分が常温で液体であるか、融点が高々100℃程度の固体の場合に用いられる。共沸しない混合物であれば、蒸留によりほぼ完全に単離及び精製することが可能であり、この操作を特に分留という。

要は、例えば水を火にかけて、湯気になって、それが冷えると液体に戻るじゃん?湯気を集めたのもが、蒸留水ということ。熱湯(もとは水)は無味無臭だから、湯気を集めても無味無臭だけど、そこに植物が混ざると植物の水溶性分が溶け込んで、さらに芳香分子が溶け込めば蒸留水に香りが付く訳だ。

蒸留酒が出来るまで

これまたざっくりと・・・ですが。

①原料植物+砂糖と酵母

②混ぜて発酵させる

③蒸留する

④アルコールを蒸気にして、冷やして、香気が溶け込んだ液体になる

③原酒の出来上がり


原料の植物にも色々あるし、砂糖も色々、酵母も色々。発酵の温度も色々、蒸留法も色々、そりゃあ人の数だけお酒があるわけだ

お酒を楽しむ

私はお酒が大好きだ。特に昼に飲むのが大好き。そして、お酒を飲みながらグダグダとしゃべるのも好きだ。
グダグダとは、難しいハナシじゃなくてケラケラと笑えるような、幸せになるようなハナシ。

そこにあって欲しいのは、作った人が「自分のお酒で、皆が楽しい時間を過ごして欲しいな」と思う様なお酒。

ワインでも、ジンでもいい。もちろんお酒が苦手なひとがそこにいても全然いい。


先日講座の後で「課外授業」と称して、ジンのスメリングをしました(笑)なめるくらいで味わって、好きなものを炭酸で割って、ライムやマイヤーレモン(オレンジとレモンの交配種)を絞って楽しみました。

どのメーカーも、こだわりのブレンドで、あの植物が香って来るね・・・と楽しく話しながら、飲みました(笑)


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