ハンドトリートメントは習うもの?
ハンドトリートメントは簡単?難しい?
ハンドトリートメントを習って、それでも難しいと思う理由は「教わったハンドトリートメントのやりかた」をそのまま色んな人に当てはめようとするからです。
イベントなどに出た時、習った時は出来たのに、何かうまくいかないなぁと思ったら、教わった事をベースに(50%くらい)にして、無理に当てはめずに、相手の身体、肌、気持ちを考え、どうしらたいいか?を考えて、まずは落ち着いてゆっくりと優しい圧(テロテロ、サワサワ~じゃないよ)で始めて、様子みながらるとうまく行きます。
こんにちは、香川県高松市マンツーマンアロマサロン・スクールAromatico~アロマティコ~高嶋です。今回はハンドトリートメントについてお話します。
動画じゃダメ?本じゃダメ?
今は、とても分かりやすい動画や本が出ているので、きっと習わなくてもハンドトリートメントの出来るようになると思います。それでも講座があり、お申込みがあるのは「動画を見たけど、結局どうやっていいかわからない」から、ですよね。
対面の講座を受けたからこそのメリットが、あるんです。それは誰に習うか?も大事になってきます。
例えばアロマティコでは、テキストも内容も、受講者によっアレンジします。みんな同じテキスト、同じ説明、ではたぶん実践の時に困る事が起きるのを知っているから。
でも大人数での講座であれば、そういうこと(同じテキスト、同じ手技)になってしまうよね。複数人数と、個別、それぞれのメリットデメリットがあると思うので、そこは自分でコントロールするのが大事になってきます。
もしも複数人の講座なら受講する側は「私はこの手技を、どんな人に、どんな状況で行うな」と思い浮かべながら受講し、質問タイムがある時には「私は○○(高校生の子供、夫、介護)に実践したいのですが、この手技でいいのか。もし、もっと○○(強く、弱く、長い時間)してとリクエストが来たらどうすればいいか」などを確認しておくと良いと思います。
皆の前で自分の質問をするのは、ちょっと勇気が要ると思いますけどね、質問はとても大事です。聞いただけ、終了証を貰っただけ、では出来るようにはなりません。使えるものを習わないと、もったいないですよね。
アロマティコは、そのドキドキする時間を無くすために、お申込みのところで目的をお伺いしておきます。また、2時間の講座の中でもコミュニケーションを取りながら進めていきます。結局それがハンドトリートメントの大事な所になって来るから。
例えば介護の場合、お年寄りは筋肉が無いので強く行うと痛いです。また、関節も堅いので、注意が必要です。力強さよりもやさしくゆっくりしたタッチングで行います。触れる、温かさを伝える。安心して頂く。目を見ておお話を伺う。会話がなくても、優しい空気の中で雰囲気を味わって頂く。テクニックよりもまず心が大事になってきます。
手のひらの押し方も色々ある。量指でプッシュしたり、交互に押したり。広げたり・・・。講座で交互にプッシュと習うと、両手で同時におしたら「間違えました、交互でしたっけ」と聞く方がいらっしゃいますが、もし同時プッシュが覚えやすければそれでも良いんです。
大事なのは、良い圧で押せているか、スピード、押す場所なんです。
何を教えてくれる?
- 手順、回数、触る場所、触り方、はもちろん、そこをほぐす理由、ほぐすとどうなるのか。
- 相手によって気を付けるポイント
- トリートメントオイルのブレンドの方法
このあたりは、きっとどこでもちゃんと教えてくれると思います。ですが、これを誰でもに当てはめて行うと上手くいかない事が起きます。習った手技が「けがをしていない人、健康な筋肉と肌、身体のコリをほぐす」事を対象にしているものだと、子供、お年寄り、にはきつすぎる事があります。
また、心がツライ人にもきつすぎる事があります。
逆に優しい手技すぎて、パートナーや職場の仲間には物足りないと思われることが起きます。(もちろん優しい圧でも、きちんと行えば気持ちの良い手技になります。)
また、手を置く場所も、ネイルサロンの様な、ハンドマッサージイベント会場の様な状態で習うと、自宅で家族にソファーに座りながらしたり、介護施設でベッドの上で行う時に困る事も有ります。
例えばアロマティコなら、非言語コミュニケーションや恒常性についても説明します。ハンドトリートメントを取り巻くすべてを説明します。
目的を明確に
私は、お申込みの際に目的をお伺いします。目的に合う様な手技をベースとしてお伝えします。なぜなら、自信を持ってそのトリートメントを実践して頂きたいし、実践した際の「良かったこと」「困った事」「疑問」を感じて欲しいから。
そして疑問があればすぐに連絡をして頂きます。せっかく目的があって習いに来てくださったわけですから、ハンドトリートメントを暮らしやお仕事に取り入れて頂き、良い時間を作って頂きたいと思います。
この「目的を明確に」は、申し込みの時だけじゃなく、ハンドトリートメントを実践するたびに確認することになります。そうすることで「どんなマッサージをするか」が明確になり、いいハンドトリートメントが出来るようになるからです。
習った一つのパターンを、全てに押しはめて「気持ちいいハズ」「良くなるハズ」と押し付けてはいけません。まずは相手があってこそのトリートメントです。こちらはセラピスト。相手の状態によってアレンジし、「治す、良くする」のではなくて「整えて、その方のいつも通りにする」為におこなう。
そして良くなった、気持ちいいと決められるのは相手の方だけです。答えを求めて、気を遣わせて言わせるのでは意味がありません。
整うと「良くなった」と感じる事が有ります。でも、これをこちらが「良くしたい」と、欲をかくとうまく行きません。自分の気持ちより、まず相手の今の事に目を向ける・・・そこを講座でもお伝えしています。
ホリスティックに見る
座学では、物事をホリスティック(客観的、全体的)に見るお話を中心にします。恒常性(自律神経、免疫、ホルモン、のバランス)のお話しなんかもします。その日の状況によって相手はどうなのか、また自分もどういう状況なのか、を観て、トリートメントを考えるという事をします。
これは、きっと本やサイトでは説明しきれない、でも、トリートメントでも日常生活の中でもまず一番大事な事だと思っています。
このハンドトリートメントにしても、たくさんあるハンドトリートメントの手技の中のひとつ。
トリートメントオイルのブレンドにしても、そのコツを一つはホリスティックです。
アロマティコだからこその講座
- マンツーマン(相モデル)で、何でも聞ける
- テキストは、受講者さまの目的に応じて毎回アレンジしている
- アロマトリートメントの知識がゼロでも、出来るようになる
- イベント、介護、子供、パートナー、誰にするか?に応じて、手技のポイントをお伝えするので、受講生さまがすぐ実践できる。
どんな時でも、誰にでも、場所を選ばずに出来るのがハンドトリートメントの良いところ。
■注意
- アロマテラピーについての説明は、2時間の中でサラッとしかお伝え出来ません。主に精油を使用する際の注意事項です。
- 手技は15分~20分の手技です。
- トリートメントサロンでも使う手技ですが、サロンとしてのハンドは、他にももっと気を付けるポイントがいくつもありますので、サロン用であれば「サロンで使う旨」を事前にお申し出ください
トリートメントが出来るようになってこそ「受講した意味」が出てきます。お帰りになる時には「出来るかな」じゃなくて「早くやってあげたいな」って思える気持ちでお帰りいただける様に講座を開いています。
講座のご案内
でお伝えしています。
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