自然療法で何かをするという事

香川県高松市マンツーマンアロマサロン・スクールAromatico~アロマティコ~高嶋です。今回は体調を崩した時に、自然療法を使う・・・・というか、薬を使わないでどうにかする時のことを書きます。これも、くれぐれも、ウチの場合の話しです。そして、夫の今回の場合の話しです。インスタにも同じような投稿をしたので、その詳細版です。

まずは本人から連絡してきたか、こちらが気付くのか

自然療法の場合、ここから選択が始まります。本人に自覚があって、どうにかしたいという気持ちがあるのと、無いのとではやれることが違うから。

しんどそうだけど、言ってこないという場合は、私に言うと大騒ぎして面倒だからという事も有り得るし、私の手を煩わせたくないという気遣いがあるかもしれない。

今回はLINEで連絡がありました。「風邪ひいたかも」と。

自然療法に大事なのは想像と観察と準備

さてと…と、自然療法で何をする?と症状を想像しながら準備をします。何でしょうね…なんか、看病って張り切っちゃいません?ワクワクしちゃうんですよね。特に行ってきてくれた場合、大人しく何でも食べるし🥣飲むし、言うこと聞いてくれるからかなぁ「これぞ自然療法師の腕の見せ所💪!」みたいな感じで。

状態を聞いて頭に浮かぶ事は
・寝巻はどうしようかな(いつものか、悪寒がするなら、長袖か?)
・お風呂は入れるかな(さっと入ればきもちいいけど、熱次第だな)
・食事はみそ汁か、おかゆか、ご飯か、何も食べられないか、どうしようかな
・水分はどう取らせようか(何のハーブがあったかな)
・塩分はどう取らせようか(梅しょう番茶で、温めと塩分と水分かな)
・解熱剤が必要かどうか(しんどすぎて本人が欲すれば渡そうと思う)
・コロナっぽいかどうか確認(自分の体調の確認)
・いつからしんどかったのか、今日も大変だっただろうな(あまりしゃべらせない様にしよう)

などなど頭に浮かびます。

どんなふうに、聞いて揃えていくのか

帰ってきたら

①どんな様子なのか?手短に聞く、観る。
-鼻水なし、咳無し、熱は多分ありそう、関節痛い、味は分かる。コロナでは無い。うつらない。下痢嘔吐なし、点滴や病院は行かなくていい感じ。喋るのはしんどそう。おとなしい。

②仕事の状況の確認(ゆっくり休めるのか?とか)
-2日間は休める。つまり、ゆっくり寝られる。なおさら慌てて病院いかなくていい。

③前日までの状況の振り返り(原因を探る)
-忙しかった。長期で気温差の激しい場所にいた。つまり自律神経は乱れてる。食事も乱れている。きっと身体が調整に苦労してるなぁ。

④何をどう食べさせよう、飲ませよう。
-食欲はなさそう。消化のいいものがいい。胃腸に負担をかけない。塩分、ミネラル取れればいいなぁ。ハーブティーをたっぷり作っておいておこう。くだものの準備。具沢山味噌汁準備。

⑤部屋や体を温めるか?冷やすか?
-熱はまだ上がりそう。寒がっている。自分で長袖を着た。
ホットパック準備。クーラーはリビングのをつけて、寝室開けておく。湿度は高いので、クーラーは切らない。(私は別室)

⑥精油?
-使わない。吸入とか、する必要がない。後々咳や鼻水が出ていたら使おうかなぁ。眠れなさそうなら使おうかなぁ。くらい。

⑦マッサージ
-眠れなければ、頭か足をしようと思っていた。ウイルス🦠が入っていたら、リンパで留めようとしているのに、全身巡らせる事になりかねないし、疲れるかもしれないのでやらない。頭や足🦶は、交感神経が立って眠れなさそうなら、やろうかなぁ?くらいの感じ。

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他にも色々しました。梅醤番茶も飲ませました。身体が熱をあげようとする理由を考えて、本人のしんどさを観察しました。
あとは何かあれば遠慮なく起こすようにと。私も、しっかり寝ます。久しぶりに夫婦共々9時に消灯でした。病人にアレコレ無理に聞いて言語を求めるのは、ストレスのはずです。やっている事がいいか?悪いか?なんて、私にも、本人にもわかりません。観察して調整するしかありません。

熱は炎症ですからね、理由は何かあるはずなんです。だけど、その時は分からない。ただの疲れかもしれないし。

ハーブティーは🫖レシピ変えて2回入れて、ちょっとずつ飲んでもらいました。1回目のより2回目の方が美味しかったそうです😆でも全部飲んでいました。

メディカル○○、という資格について

私がメディカル〇〇という、資格名にこだわらないのは、上記の様に自然療法はトータルで行うものだと考えているからです。

風邪を引いたから、ティートリー精油やユーカリ精油を・・・でもなく、免疫を上げる為にエキナセアを・・・・、間違いではなけれどまずは「風邪をひいた」という全体を見てゆっくりと休んで(睡眠)もらう事に徹底します。

鼻が詰まって眠れない時に精油やバームを使ったり、眠れない時にハーブティーを使う、それは”メディカル的な使い方”かもしれませんが、もっと総合的に見て使わないともったいない。それに自然療法は「風邪を引いた、熱が出た」というその前の未病の段階にとても有効です。

メディカルアロマの資格を持っているだけでは、目の前の症状の対処は出来ても、日常のケアには足りないと思っています。日常のケアとは精油の事だけじゃなくて生活そのものの質の事だから。

くれぐれも、資格の学びは決して無駄にはなりません。知らないよりは知っている方がいい。だけど、それを使いこなすには「日常的にどれだけ実践しているのか?」だと思う。

そして使っていると気付くと思う。精油だけじゃなくて、ハーブも、食事も、季節の変化、身体の変化、心の状態(ストレス)、睡眠、全部が大事で、それぞれが繋がっていてその中のあるイチ場面に精油が役に立つというだけの事。

その後の夫

2日間はゆっくりして、3日目に仕事に戻りました。(夫は自営)

解熱後は食欲と体力が落ちたのを実感したそうです。今は働きながらゆっくりと元に戻しています。正常な元の戻り方だと思います。ドリンク剤を飲んでパンパカパーンと復活!みたいな事があったら、逆に怖い(笑)。

個人的にはビタミンBが足りて無い様に思う、ウナギとか、豚肉とか食べ~と、夫に言ったらドラッグストアでサプリ買ってみたと持ってきました。飲んだら何となく体が調子いい感じがするそうです(笑)かわいい。良いんですこれで。

季節の変わり目です。自律神経が、調整を頑張っています。頭が痛い、めまいがする、食欲が…色々あるかもしれませんが、体の声を聞きながら、動けるなら運動もしながら、休みながら、お過ごしください🙏


500mlを2回作りました。1回目のはあまりおいしくなかったって(笑)でも全部飲んでいました。2回目のは美味しく作れました。
5~6種類のハーブを入れました。一応、本などで効能を確認して使いましたが、薬で・・・という使い方をするなら、鍋でグツグツと濃い煎じ薬にしないといけないと思います。

だた、夫は痰が切れやすくなったかも、とか、トイレに行く回数が多かったとか、色々効能は感じたらしいです。
熱を下げるのに、汗、尿、便、を出させたいと思ったのですが、食べてないのと腸が動いているかは分からなかったので便の方は出ないかも・・・・と思い、尿で下げてみようか?と思いました。汗も悪寒がしているとの事だったので、かけるかどうか分からないので、尚のこと尿で・・・と。

ハーブティで治すというよりも、今の症状を改善させる手伝いをさせようと思いました。私はそういう風に自然療法を使っています。一番は「本人の治すチカラ」が大事と思います。
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#味噌汁はパワーフード
#正解はひとつじゃない
#コレは私のやり方なだけ
#メディカルという言葉の勘違い をしない
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