精油だけで作る香水の補足説明
高松マンツーマンアロマテラピースクール・アロマトリートメントサロン
Armatico~アロマティコ~高嶋です。
今回のブラッシュアップ勉強会|2026春を開催するにあたって、ちょっと補足の投稿します。
今回、精油のブレンドは、”それぞれの春の香り”を作ります。
好きな精油で作っていいのですが、それだけでは面白くない。普段トリートメントでは使わない精油も使って作ろうと思います。
春をイメージする精油は、過去の勉強会からレシピをいくつかご紹介します。自分の好みで作っても良いし、紹介したレシピをたたき台にして作っても良いです。
精油だけで作る香りに「物足りなさ」を感じる。何かと比べるから「物足りない」と感じているのですが、そこを「だって精油だけだから」と決めるのは早いような気がします。
それなら「どうしてこのスプレーは(香水は)いい匂いなんだろう」と、調べて近づける楽しさを見つけて試行錯誤すればいいじゃん?と思います。
いい匂いのものだけを集めるのではなく、いい匂いの「深み」を出すような「幅」を出すような香りを使うのも一つです。

”トリートメントでは使わない精油”とは
「高嶋、勉強会の値段上げたな」と思う方は、ここのところを汲み取って頂けたらと思います。
例えば
・ガルバナム
・エレミ
・バイオレットリーフ
・オークモス
・ミモザ
・カーネーション
・マグノリア
・バニラ
です。
ガルバナム、エレミあたりはトリートメントに使う事もありますが、何せ香りに特徴があるので嗅いだ方は「え?」(良くない意味で)の人と「え!」(良い意味で)の人に分かれる精油です。
ちなみに、赤字で上記に挙げた精油ですが、カーネーション、ミモザなど、その可愛い花の姿を浮かべて嗅ぐとそういう反応になります。(嗅覚と記憶の面白い関係ですよね)
考えたら、カーネーションの香りなんて知らないけど、あの姿からの勝手な想像で、「可愛い匂い」「いい匂い」と勝手に決めている。
過去、色んな精油を使ってブレンドを勉強会でしましたが、1本1本、買うたびに「あれ?そういう香りなんですか」という感想に、良くなりました。
逆に、その1本の精油で完結されたいい匂い過ぎて「これはさすがに違うだろう(合成で作られているだろう)」と思う精油にもたくさん出会っています。結果、本当に精油で散財しています。
トリートメントやアロマテラピー(Therapy)を主軸にされている人は使わない精油も、私は結構買って、ブレンドしています。ここの勉強会に参加した人も結構、ブレンドして嗅いでいます。
「精油だけで香水を作りたい」と思う時や、「調香」「香水」というキーワードで勉強を深めたいのであればトリートメントで使わないからこの精油は不要、と弾くのではなく、やっぱり何でも知っておくべき「嗅いでおくべき」だと、私は思います。
実際に高級なブランドの香水に「香料」として使われているのだから。
いい香りの基準は無いからこそ、色んな香りを嗅ぐ必要がある
自分が良い匂いと思えばそれでいい、そういわれたらそれで話は終わります。
でも、人に作ってあげる、香りを創る事を仕事にして調香の依頼を受けられる様になりたい。
そこを目指すなら、色んな香料、色んな香り(合成も、動物性も含めて)知り、色んな商品を知り、考えて、どういう香りがどんな人に使われているのかを知っておくことも必要と思っています。
例えば私は何処へ行っても、色んな商品を嗅いでしまいます。安いもの~高価なものまで嗅ぎます。デパート、セレクトショップ、成分やノートの表があればそこもチェックしてもう一度嗅ぎます。(楽しいです)
それは、自分が香りを創る時にも役に立っています。お客様に「いい香り」を言って頂きたいからです。
一例:エレミ
良かったら調べてみてください、トリートメントでも使える、香りが良い精油です。
また、作用も良いと思います。フランキンセンスと同じような感じで使える・・・と思っています。
そして体への作用はともかくとして、エレミを使った商品を探してみると・・・。
以下GoogleAIさんからです。言葉のチョイスは私ではありません。
・Aesop(イソップ) エレミア オードパルファム:
シトラスとフレッシュグリーンが調和する、爽やかな香り。エレミ、グレープフルーツ、ジュニパーベリーなどが香る、爽やかで都会的なグリーンシトラスの香り。
・MOLTON BROWN(モルトンブラウン) ウード・エレミ: ウッディーで深みのあるエレミの香りのシリーズ。
もう一つ、
エレミを使用したディオール香水を調べてみた。これもサイトからの切り取りです(参考までに、です)
・ソヴァージュ オードゥ トワレ (Sauvage Eau de Toilette)
シリーズの代表作。ベルガモット、エレミ、シダーウッド、アンブロクサンの構成で、シトラスのトップからウッディなベースへと繋がる中で、エレミがスパイシーな透明感を与えています。
・ソヴァージュ パルファン (Sauvage Parfum) [2017/2019バージョン]
トワレよりも深みのある香りで、エレミのレモンとペッパーのような樹脂の香りがトップ・ミドルノートで効果的に使われています。
・ディオール オム EDT (Dior Homme 2020) [並行輸入品など]
一部の成分構成にてエレミがベルガモットやシダーウッドと共に使用されている情報があります。 エレミが持つ「スパイシーさ・レモン様・樹脂の温かさ」が、特に男性用の爽やかかつセンシュアルな香水に重宝されています。
過去の勉強会が役に立っている
勉強会のテキスト代わりにした、AEAJの機関紙のレシピは、ほぼ全部作りました。
材料になる精油も、1人で使うのに珍しい精油、高い精油を1本買うのは勇気が要るけど「みんなで使うなら買おう!」なら、ほとんど買いました。妥協せずに、きちんと調べて準備しました。
その時に調べた事、買った事、買って失敗したことや学んだことはとても役に立っています。
高い精油だったので、1滴が高価すぎてエタノール希釈して準備したり、ブレンドを予め作って嗅いで頂いたり、安い参加費でどうやったら続けていけるかを工夫しました。
昔これを参加費4,000円で、勉強会の募集の目安は10人くらいでした。を集めていたのはそのためです。せめて材料費くらいにはならないと・・・でした。
集まったり、集まらなかったりと、色々でしたが「ゼロ」の時は無かったんですよね。仮にゼロでも、目標は自分の為の勉強だったので良いんだという気持ちだったので焦りとか、妥協とかはありませんでした。
参加者がたとえ5人、いや3人でも、自分の為に買って香って混ぜて、作って・・・それはそれで別の講座に活かせればいいやと、参加人数が少ないからと言って、精油や他の材料を買う事も止めませんでした。
みんなも一緒に深めて行こう?
・出かけて時間があれば、ドラッグストアや百貨店、旅先でお土産もの屋さん、いろんな香水、ボディオイル、クリーム、化粧水、ルームスプレー、精油などの香りを嗅ぐ。化粧品類なら、実際に手に付けて香る。
・商品の説明文を読む。調べる。
・家に戻って、読んで考える。(本当に良いか、買いたいか。良いと思うところ、良くないと思うところを考える)
世の中の「この価格でこのくらいの品質のもの」を知ると、自分が誰かに何かを作る時の目安になると思います。そうやってデータの蓄積は自分で作るのが自信に繋がると思っています。
スーパーやドラッグストアに並ぶ「手頃」なものから、お店に入るのもドキドキするようなところで売っている「高級(人によって違う)」なものまで、知っておくのは、自分の幅を広げる。
その一つの訓練の場として、アロマティコの勉強会を使って頂けたらと思います。


