28社のラベンダースメリング会/経緯や感想

香川県高松市マンツーマンアロマサロン・スクールAromatico~アロマティコ~高嶋です。今日は今年(2023年3月自由ヶ丘)にリアル開催した28社のスメリングについて、書きたいと思います。

このイベントは、思い入れの大きなイベントで、すごく長い思い出付きのイベント。思いつきで急に始めたわけではなくて、そもそもの発端は実は2020年のIPAP勉強会。そこからずっと繋がっていて、それが北海道に行くきっかけになって、それが自由ヶ丘のリアルスメリング会に繋がって、それが山梨や東京の開催に繋がって・・・、となったわけ。そして、このご縁は今年の秋の牧野植物園ツアーにまで繋がるきっかけになった。

商品買った側が、精油をどのように使うのか、どこのメーカーの精油を買うのか?は人それぞれなんだけど、それは作り手や売り手にも言える事で、何と言うか、隠れた努力の部分をどう見抜くのか、逆に嘘・・・とまでは言わないけど、伝えない部分をどう見抜くのか、そんなことを俯瞰的に考えるきっかけになった。

お知らせ:北海道のセミナー等、参考までにリンクを貼りました。これは以前のサイトのブログなのですが、色々ございまして、写真が抜けております。悪しからずご了承くださいませ。旅程、料金等を参考にして頂けたらと思います。

この講座のざっくりな経緯

2020年 
28社の真正ラベンダーを調べてみよう。もともとIPAP協会の勉強会のプロジェクト。時はコロナ真っ只中。

IPAP協会がどんなにすばらしい協会だったか・・・、喋り出すと話が反れるので、それはまたゆっくりと。たくさんのメーカーからこの28社に絞るまでの話しも、またゆっくりと。

「とにかく可能な限り調べ上げる、嗅ぎ比べる、表にする、使い方を考える」それらをどの様にまとめるのが良いのか悩みつつ進める。全国に散らばるメンバーは7人、智美さんはフランス。集まる事をせずに、zoomで香りの事をするのは本当に大変だった。色々書きたいけれど、長くなるのでこれも割愛。

2021年 
レジュメにして、IPAP会員内で共有。

レジュメには、調べた内容そのまんまを掲載したかったけどできなかった。書けば受け取り手によっては、批判していると受け取るだろうと思うから。自分たちがしたいのはそんなことじゃない。「いいも、悪いも、無い。メーカーをジャッジしたいわけじゃない。それは自分が自分の価値観でそれぞれが決める事。その為に役に立つような、”フラットな”事実だけの資料を作る」。だけどそうして出来上がったものは、想像つくだろうか。自分の意見を載せないという事は「あたりさわりのない、一見よくあるデータを並べただけのレジュメ」になるわけだ。

そして私の手元には28社の精油の商品が並んでいる。こんなにすごいもの、7人だけが持っているという事でいいのか?色んな人も嗅げないか?という話になる。時はコロナ、スメリングをしあう事はどうのか?など、外に向けての発信については、各々の価値観がぶつかった。

言っておくが、私の価値観としては、他人と意見や価値観がぶつかるというのはとてもいいことだと思っている。それは例えば親子喧嘩、夫婦喧嘩でもそうだ。お互いの信頼がなければ言い合いは出来ない。その言い合いの後に良い形に進める信頼があれば、意見を言える。時に、「あ、そうだね(面倒だから合わせて置け)」とやり過ごし、「ああ、うるせ~キライ」と終わってしまう事もあるが、何もそこからは生まれない。

もちろん喧嘩や言い合いが、全てプラスに転じるわけじゃないので、黙ってしたがってその場を収める事もある。それは、その言い合いの原因が体調不良とか、ストレスが原因の時だ。だけど今回の28社のコレは違う。だからワーワー言い合うその時でも私はその場に居られるのが楽しかった。そうか、そういう見方もあるのか・・・、と。

そして私個人としては、最後は7人だけでなく、なるだけ多くの人がこの香りを体験しなければ、完結出来ないという気持ちが湧く。”出来るだけたくさんの人”というのは、精油初心者さんから先生まで、仕事のジャンルも関係なく、色んな人ということ。そこから出てくる率直な感想、疑問、それを集めてこそ、これはどこにもない資料になるんじゃないの?と思った。

「あたりさわりのないこの資料」も、どうしてこの内容になったのか、その裏でどんな事を自分たちが知り得たのかを話して渡したいよね、と思った。要は「読み解き講座」の開催だ。だけど、じゃぁ、それはどうやればいいんだろう、興味がある人いるかなぁと。メンバーの中でも「もう私は、いい」と思う人もいた。それまでが本当に大変だったので、気持ちは分かる。

料金にしても、いくらにするべきなのか。7人でやったこと、もともとは協会の会費で揃えたもの、それをどうやって開催するのか。いい気持がしないと思う人もいるだろう。かといって”無料で”もオカシイ。利益とはいったい誰が受け取るものなのか。その労力は何のためで、どこに使うものなのか。資格と仕事、勉強と、仲間、いろんな事を考えるきっかけがここにもあった。

2022年 
7月北海道からのzoomセミナー

個人的に2021年秋に富良野市のワーケーション実証のプロジェクトに参加する機会があり、7泊の滞在をしつつ富良野のファーム富田のラベンダーの展示室や畑を見て、2022年の6月のラベンダーは絶対に見に行こうと決める。よりによって富良野の実証に参加できたのも、28社のテンションが冷めず、ずっと思っていたから引き寄せたんだと感じた。

富良野の大きな農家さんや市の職員さんとのつながりが出来た。ファーム富田では日本固有のラベンダーや、なぜ北海道にラベンダーなのか?の歴史を目の当たりして、もっとちゃんと知りたい、そして伝えていきたいなぁと強く思った。そして、それをつぶやいたところ、智美さんが「私も行きたい!」となり、翌年7月の北海道のオンラインセミナーを開催する事に。そして実現。74人の参加で、この中でも28社のリアルなラベンダースメリングの話しが上がる。

おやおや・・・・全然ざっくりじゃないね。

2023年3月自由ヶ丘集合

オフラインで20名、オンラインで20名の参加でした。
オンラインでどうやって?と思われるかもしれませんが、このセミナー、レジュメが欲しいという声をいただいておりました。
それで販売に至ったわけです。ただ売るだけでは、勝手な解釈されてしまうかもしれない・・・と思い、動画を付けました。それがとても評判が良かったんです。動画内で喋った事は文字に起こすと誤解を招きそうな

ずっと躊躇していたのは、先にも述べた様に「自分の価値観を入れずに作成したため、あたりさわりのない資料になっている」という理由。(みんなで作った資料だったからね)。だけど、精油はどんどん変化していくもので、スメリングのタイムリミットも近づいて来る。伝えたい気持ちは募るばかり、で、動画に裏話や、レジュメの項目の解説などを話しました。

それを観てきてくださったので、なお盛り上がる会場でした。当日はワークシートも準備して、香りを言語化したり、ロールオンを作って頂いたり。智美さんはパリから、お茶やお菓子、いろんな商品を持ってきて自称「バナナのたたき売りの人(笑)」
みんな、フランスではどうなの?のお話を興味深々で聞いていました。

でも、参加者の方も、フランスやイギリスのバッチさん所縁の地を何回もあちこち巡った方や、モロッコ在住の方、息子がスペインでサッカーしてるので帰省する時にラベンダー精油買ってきてもらったとか、ベトナム駐在で知り合った友人同士で北海道セミナーにも申し込んでいました!など、もう世界は小さいなぁ!!!と驚くばかりでした。

高嶋、ここに居て大丈夫なのか?伝えられることあるか?と、もう四国のド田舎からセレブ自由ヶ丘へ、お上りさんは頑張りましたよもう(笑)でもね、熱意はやっぱり伝わるもので、その後、高松まで来てくださる方、高知の牧野植物園のセミナーへの参加など自然のバトンはどんどんどんどん繋がったんです。

28社ラベンダー精油スメリング会開催地

自由ヶ丘だけでするつもりが、ひょっとして東京まで行けない人で、高松なら行けます(なんて人いるかな)と思ったら・・・いらっしゃった~!そして、別の方も”自分の生徒さんに嗅がせたい”というお話しを伺い、それなら!と貸し出しプランまで作って、最後は本当にたくさんの人と香りのシェアが出来たイベントとなりました。

2023年
スメリング会
3月 自由ヶ丘
4月 高松
5月 山梨県
7月 東京
10月 東京

もう一度、やりたいね・・・・なんて話も出ます(笑)でも本当に大変な話しで「どの28社にする」から大騒ぎになります。なんで28社なのか?も、本当は30社というキリのいい数字だったんだけど、まあ色々あって2社減ったんですよ。

ただ香りがいいとか、好きとかいうだけじゃない、学びが多かっし、人とのつながりもウンと広がったのでね、もう一度、いつかやりたいですね。今度はどんな切り口やりますかね。

これラベンダー精油じゃなくても、どんな精油でも出来ますよね。

そして何が残ったのか

この数年にわたってラベンダー精油を掘り下げまくった企画は、ただ香りが好きとか色が違うな、とかメーカーやオーガニック認証の知識を知って、ココがいいとか、怪しいとか感じただけじゃなくて、もっと深い・・・香料会社の歴史戦争を含む日本の歴史、やそこに携わった人々の歴史や感情にすら触れる機会となりました。人の価値観はそれぞれで良いのだと認める事も、以前よりももっと真剣に思うようになりました。

普段1人で判断して1人で動く事が多い私ですが、これは仲間が居なければ出来ない事で、それも「誰かがやってくれる。私はそこにいられればいい」みたいな仲間じゃダメで、きちんと自分の考えを持っていて、自分の判断で動ける仲間じゃなければ出来ない事でした。

改めて誰にお礼を言えばいいのか分かりませんが、私が色んな意味で成長できたのは、コロナとそれと並行して行ったこのプロジェクトとそこに携わった色んな人がいたから。常に、本当の情報はどれだ、何だ、そして私はどれを良しと思うんだ、の繰り返しを行い、仲間や生徒さん、参加者(お客様)に説明し(インプットとアウトプット)気付けば精油やハーブ、畑の色んな事を自分の意志で話せるようになっていました。

こうして、何年も続いてきた精油とハーブ、自然療法、そして企業、それを使ってきた人々、伝えて来た人々、その途中に今いる自分が幸せです。私も未来から見たらその途中に居るものとして、何かを伝える「点」になれたらと思います。

この話を聴くには・・・

また、何かする際には、大きな声でアナウンスをしますので、ご興味のある方はぜひ!ご参加頂けたらと思います。そして、常に何かの発信や講座はしているので、その中にはきっと皆さんの何か役に立つことがあると思います。直近としては、

1月は勉強会の準備を見る講座
2月は勉強会があります。

ここでは、そういう今までの経験や知識を織り交ぜながらお話をしています。勉強会は、ただの情報の羅列じゃなくてその情報をどう自分は利用するのか?のきっかけの場となればと思い6年前から続けています。難しい事も、面白い事も混ざっていますので、ご自身の興味のある部分を掘り下げて頂けたらと思います。どうぞ一度ご参加ください!

勉強会についてのご案内→こちらからどうぞ











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