子供へのスポーツアロマ


こんにちは、高松アロマスクール、Aromatico~アロマティコ~高嶋です。

オリンピック開幕直前にParis在住のアロマトローグ栗栖智美さんにパリの様子を伺いました。それにちなんでアロマとスポーツにも触れてみました。え?ちょっと無理やり?・・・(笑)でも、それだけ、アロマは何にでも結び付けられるという事だと思って、、、まぁ聞いてくださいな。

そして、スポーツアロマ、特に子供さんにするスポーツアロマについて語ってみました。

押すだけでもほぐれるの。お母さんでも充分日々のケアは出来ます。こういう部分ケアの講座もしています。

スポーツアロマは特別なケアなのか?

私はスポーツアロマは大きく二つに分かれていると思っています。

①スポーツアロマ、アスリートアロマという専門分野
→アスリートと言われる方々に対して、解剖生理学をしっかりと学んでトリートメントを主体としてアプローチをする”スポーツアロマ”というジャンル。協会があり、スクールもあります。理学療法士さんと似ているけれど、違うのは国家資格じゃない事と、精油と植物油を用いる事です。特に国家資格じゃないという点は大事な相違点です。

②アロマテラピーのケアの中のひとつ
→スポーツ選手のケアではあるけど「アスリートに施すボディケア」と特化しない。私はこっちのアロマトリートメントです。仮に本気のスポーツ選手がお客様だったとしても、農家、サラリーマン、美容師、主婦と同じく、たくさんある職業のひとつと捉えて、その方が困っているそのものを、自然の考え方を元にその人のまん中のに戻す為にアロマケアをおこないます。

ケガもコリも、興奮も平静も、良いとか悪いとかと分類しないで、その人のまん中(普通の状態)からずれているのが気持ち悪いのよね?と捉えて、今あるもので整えます。


筋肉にアプローチするだけが、スポーツアロマじゃなくて、自分の身体の内面への気付きも大事。安定した呼吸とか、心の鎮静も体のリカバリーにはとても役立つ。

私のスポーツアロマ

上記で言えば、②が私のスポーツアロマです。

私も下手なりにテニスをする人。テニスをしたかしないかは別として毎日アロマケアをしています。緊張を解く、ケガの手当て、日々の練習のケアなど、目的がある日もあれば、乾燥気味な肌のケアや、パソコンによる肩こり、緊張したお客様・・・いろんな理由でケアをします。それはスポーツアロマという意識ではなくて、日々のケアの意識でやっています。

放っておくと、ケガになりそうだから、今のうちにケアして、痛みや病気になるから(炎症反応)鎮静させておこう・・・という事。毎日体は違います。

テニスをして「痛みになってしまった」時も同じことをします。「やらかした!」→「まず冷やす」→「様子を見る」→「ケガなら整形(確認して治療)」→「日にち薬なら自分や鍼灸へ行ってケア」→その繰り返しです。

筋肉痛なら自分で分かります。分かる為には定期的にテニスをして、どういう時がいつもの張りや痛みと違っていてヤバいなと思うのか?に気付く事が大事。つまり、本当に、単純に日常にテニスがあるかどうか?なんです。

これって、色んな事に通じていることですよね。定期的にしている、は本当に大事です。

使う精油は、ケガみたいな痛みであればヘリクリサム、張りや疲れであればウインターグリーン、バジル、ローズマリー・・・色々出てきてしまうけれど、そのあたりをちょっと濃いめの濃度で使います(この選択や濃度、その期間の塩梅も、個人で違います)

お客様を目の前にしても同じです。普通にサロンに来て、疲れを癒すトリートメントと同じ。お話を伺い、目的を決め、それに対してアプローチします。

強く筋肉をほぐして欲しいと望まれれば、身体を横にしたり、肘を入れて「うお~そこです」という、施術をする事もあります。

でも、最終の目的は「夜にちゃんと寝られて、朝普通に起きて、美味しくご飯を食べるという事が出来る」という、いつもの状態を作るだけです。

それはつまり「よし頑張ろう!という気持ちになれる心身状態で朝を迎えられる心身で起きられる」という事。

良いパフォーマンスが出来るかどうかは、どれだけ嫌な事(ケガ、ストレス)がなく、ただただ普通にその試合に向かえる状態にあるか?だと思っています。

無理をするためには、普通で居る事が大事。無理=頑張る(いいストレスを自分から取りに行く)です。
筋肉を復活させるには、良い睡眠があってこそだと思うし、勝負に望むときの精神も日々きちんと食べられているか、眠れているかで分かります。(よね?)

アロマトリートメント、大人と子供の違い

大人は自分がして欲しくて、スポーツアロマやリラクセーションを選んで行う。
子どもは、どちらにしても親が連れてくることがほとんどです。

●大人は

・理学療法的に、身体機能回復のためのマッサージをして欲しい
・ゆっくりと眠れる為にマッサージをして欲しい
今どっちをして欲しいのかは、自分から求める事が出来ます。
(言えない、分からないならそれはそれで問題)

●子供は

・親やコーチから勧めて連れられてくることが多く、それは鍼灸、整体、なんでも親の基準で連れて来られる。
・しかも体機能回復目的が多い

選ぶ事はあまりありません。と、いうか、選ばしてくれる大人がどれだけいるんだろうって思います。
これについては色々思う事があるけど、話がそれそうだから我慢します。

私がここでする事

お子さま本人から「ここが張る」「いつもと違っていて困っている」という申し出があればそこにアプローチします。痛みがあり、ケガのようでしたら、病院に行くことを勧めて、その時は痛みの場所は触らずに足裏などの反射区や、その延長線にある場所をトリートメントで対応します。

お母さまの希望で「痛みを取って欲しい」「明日試合だから整えて欲しい」という場合は、もちろん応えるつもりはありますが、一番大事な本人の希望とすり合わせていきます。

ここでよくあるのは、本人(お子さま)に、どうしたいのかを確認すると首をかしげる(笑)ところ。親とちょっと違う時があります。

触って、色んな意味ですごく緊張しているようであれば、もうそれをひたすら解きます。60分で出来る事をして、あとはゆっくりと休める体で帰って頂き、本人の持っている力で回復し、試合や練習に楽しく望める状態になる様にします。

その為にも、お母さんに
・連れてきてあげたんだから頑張れと言わないで欲しい
・欲をかかないで欲しい
・アドバイスしないで欲しい

という事を伝えます。
私の施術の効果が半減しちゃうので、差し出がましいとは思いつつ、私なんかに言われたくないかも、と思いつつも伝えます。

●積極的に休むという経験をしてもらう

子供がリラックスの為のマッサージを受けた事があるとすれば、それは身内からだと思います。マッサージをしてもらったら、緊張していたのに寝られた。つらかったのに、なでられたら直ぐに寝られた。起きたらスッキリしていた。マッサージが無くても、ご飯を食べてお風呂に入ったら、眠たくなっていつも通りに過ごせた。こんな経験をたくさんして欲しいと思います。



●お母さんには欲をかかずに、待つ経験をしてもらう

我が子を整えるのに積極的な親は、筋肉をいい状態にすることに熱心です。特にクラブチームや部活のチームで主力メンバーになっている親は、親自身も栄養や筋肉について学んでいて、これ自体は本当に、とてもいいことだと思います。でも・・・、でもなんですよ。子供をコントロールして、自分(親)の為に子供に栄養を取らせているのではないか?リラックス法を選んでいないか?客観視して自分の欲が入っいないかを確認出来ているでしょうか。

筋肉に指令を出しているのは、脳です。自律神経、運動神経、意識的にも、無意識的にも動くのが筋肉です。怖いと思えば固まるし、疲れが取れていなければすぐに披露します。無意識が良い様に働く事もあります「今までできなかったのに、頑張ったら過去にない力が出た」という事が起きます。

要は、パフォーマンスを上げる為にマッサージ以外に必要な事が沢山あって、それは日常の中でおこなうものばかりです。

日々の練習が楽しく行けている、頑張れるコンディションが心身ともに準備出来ている、練習が終わったら、副交感神経が優位になるようなリラックス出来る環境にある・・・・などです。

夜布団に入ったら眠れる、朝起きたら戦える体になっている、それはホルモンの仕事がちゃんとできているという事です。
そのお手伝いが、持ち主(本人)と、親が出来ているか?が大事と伝えたいんです

私がスポーツをするお子さまに伝えたい事

一言で言えば

スポーツで強くなるためにはいろんな要素が必要な事
その全部を自分で決めて欲しい

ケガも、ストレスも、くやしさも、負けも失敗も必要
食事も、睡眠も、休息も必要
仲間も、親も、コーチも必要
病院も、整体、鍼灸も、アロマサロンも(笑)必要
身体の仕組みの勉強、栄養(食事)の勉強、ルールの勉強も必要

その全部の言葉の頭に「自分にとって良いと思う」が付く。
その全部を自分の意志で学んで、納得して、「要ります、要りません」と言える様になって欲しい。結局、それが大人になった時に全部繋がるから。自分が子供だと思っていても、あっという間にこちら側「大人側」になる。結構すぐなる。だから「あんな大人嫌いやわ~」と思う事があってもそんなところに引っかかっている暇などなく「あんな大人が良いなぁ」という人に何でも聞いて学ぶ方がいい。

ちなみに私は大人だけど、今でもそうしている。あんな大人が良いなぁという人に聞いて学んでいるよ。


スポーツは、怒られない為に頑張るなんて事があってはダメ。もったいないです。試合や練習の前後の楽しい時間も含めてこそ、そのスポーツの上達がある。

どこが限界か知る挫折があって、もうヤダと思う事もある。でも、もう一度新しい方法や違う方法を考えてやってみて、この間は限界だと思ったのに、その限界を超えた先にあった快感、それは自分が選ぶからこその喜び(悦び)なわけだ。

確かに親が、連れて行ったり、道具を買ったり、日々の生活の管理はしているのかもしれないけど、じゃあ逆に、それ以外何が出来るんだ?って事。子供の頑張りを親の物差し(器ともいう)で、その可能性の方向や範囲を決めることほどもったいない事は無い。

これは大人同士の関係にも言える事。誰といると楽しいか、成長できるか、それはどんなに臨んだところで結局は自分のそれまでの価値観、経験値が関係する。合わないと思えば離れる事になる。

それが自分の意志で決定するというのが大事。親や先生に従うと決めたのも自分、どうやって強くなるかその方法を決めるのも自分です。強くなるためには上手な休み方も大事です。日々その繰り返しで、毎日があります。

スポーツアロマは、その中のほんの小さな方法のひとつ。だから、私のスポーツアロマは②なの。
お子さまアロマでおこなっています。
お子さまアロマ
30分3,300円
60分5,500円
詳しくはコチラをどうぞ→案内を見る







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