ブラッシュアップ勉強会「春」2024
今回で一度一区切りの勉強会です。理由は、AEAJの機関紙が、この秋から年に1度の発行になるから。今後は、この勉強会も年に1度にしようと思います。
いままで勉強会に参加してくださった方からの「これからどうするんですか?」のお問い合わせは、実は大変うれしかったです。これからどうするか、どういうのがブラッシュアップ勉強になるのか?もう少し考えて行こうと思います。
ブラッシュアップ勉強会とは?
→概要を見る
今回は指定日5/17(金)、18(土)→満席
マンツーマン(個別)は6月末まで開催します。
空き状況を確認の上お申し込み下さい。
●個別の申込フォームの記入方法
1、個別(7,700円)を選択
2、一番下の欄に希望日時を記入
今回の勉強会の内容
香りのブレンド
・二十四節季の香り
・精油研究から「カボス」「スダチ」精油のブレンド
個別受講の方は、二十四節季の香り、カボス、スダチ、いずれかのブレンドの作成を。
アロマクラフト
・お掃除スプレー(セスキ、重曹、クエン酸)
・アロマバーム
・スキンローション
・ヘアトニック
・ハーブチンキ
どれか一つを作ります。それ以外のものは、サンプルをお持ち帰り。全部作りました。
精油図鑑
・スダチ
・カボス
その他柑橘精油の嗅ぎ比べをします。
二十四節季の香り
「立夏」
ベルガモット
バイオレットリーフ
ローズマリー
グレープフルーツ
キャロットシード
ロースオットー
カーネーションアブソリュート
このうち、バイオレット、ローズマリー、キャロットシード、カーネーションアブソリュートを、10%に希釈して使います。
更にこの中で、私が注目したのは、カーネーションアブソリュート。
2社から取り寄せました。理由は、1社目の香りに納得がいかなかったから。
正直合成なのか、どうなのか?は分かりませんでした。そもそもカーネーションの精油を嗅いだことが無いから、これは合成だとか天然100%だとは言えないし、それ(天然か、合成か)を嗅ぎ分ける事に重きをおいてはいないから、そこに関してはいいんだけど、なんかあまりにも良い匂いすぎて(來)
時々、このように、あれ?これ、天然100%と違うだろ、と、気付くというか、心が思う事はありますが、それをとことん調べることまではしていません。
口コミや会社の方針、ちゃんと天然にコダワリがあるか?と、深く調べると「ここがそんなことしない」と分かる時もあるけれど、もはやそこはどうでも良いことで、そうまでして本物だというのであれば、別に良いんです。
もし重要視するのであれば「天然100%です」と謳っているのに、合成精油を販売するよろしくないメーカーを見ぬく私の自分のチカラです。
そういう意味で今回はどうしても納得がいかずにもう1社からカーネーションアブソリュートを取り寄せました。そしたら香りが全然違っていて、これが天然なのかどうなのかやっぱり分かりませんが、どうしてここまで違う香りになるのか?という、気持ちは残りました。
両方比べて、いつか近いうちにこれを持ってAEAJのGreenTerraceに行って、そこにある精油と比べてみたいと思います。
GreenTerraceにあるカーネーションアブソリュート、バイオレットリーフ、キャロットシードという、普段はなかなか使わない精油とくらべて、今回のブレンドのお手本に近いのはどちらなのか?を確認してみたいという気持ちが起きています。
つまりねこういう、
知りたい、調べたい、さらに香りを実際嗅いで気付いた、感じた、そのコダワリを深堀りする。その内容を参加者の皆さんと共有するのが勉強会です。
もちろん、ブレンドの組み合わせも、勉強になります。だって、絶対に私ではこのブレンドの組み合わせはしないから。できないから。
過去振り返ると、この二十四節季のブレンドから、たくさんの学びを、気付きを頂きました。
今回のクラフトで注目したのは、バーム
バーム?作るの?と、お教室をしたり、アロマクラフトが好きな人は「何度も作っているし、知っている」どうして今更バームなのだろうと思う方もいると思う。
実は私もえらそうに、ちょっとそう思った。だけど、よくよくレシピを見ると…
みつろう
シアバター
ホホバ油
チンキ
精油
なのだ。分かる??ん??と思う?
私が引っかかったのはチンキなんですよ、水溶性の子が入ってるじゃんか?と。
気付く人はどのくらいいるだろうか。さらに、このレシピで作った人はどのくらいいるだろうか。そして、分離せずに、出来上がったという言う人はどのくらいいるのだろうか。
私はこの作り方で、綺麗に作らせることは可能だろうか?と疑問が湧いてきた。
もしかして、私だけが「ええ?」と思って、他の人は、普通に簡単に作るのではないか?とも思った。
作り方では「チンキのアルコール分を飛ばす。ブツブツとした泡が消え、アルコール臭がしなくなるのが目安。」しか書いていない。
この作り方だと、たぶん分離して、チンキが混ざらずに、冷えて固まった後にチンキがケースからこぼれるはずなのだ。問題はアルコール飛ばす云々ではない(もちろんそれも大事だけど)もっと大事なのは、チンキ(水溶性)と、それ以外の油溶性のものが、綺麗に混ざるか混ざらないかだろう。
乳化剤を使わずに、それらを混ぜるのに、この説明では不十分ではないのか?と。私は思って引っかかった。
いやもしかして、私の思い込みなのか?経験不足なのか?そんなことも考えた。
これまで偉そうに経験が、とか、知識が、と言っておきながらそんなことも知らないの?とか思われたらどうしようとも思った。
でも、いや人の目気にしててどうするよ、私が知識不足でいいじゃんてことで作ってみた。
すごく長く湯せんにかけ、プツプツとした泡も消えて結構ちゃんとませてみた。木のヘラで。
そしたらやっぱり分離した。蓋をして、旅にも連れて行ってみた。アルミ缶の横から漏れてしまう。
さぁ。どうしようか。と考えて数人の私が尊敬する友人たちに聞いてみたら、いろんなアドバイスがもらえた。(本当ありがとう)
そして、綺麗に混ざって缶に収まった。そうか、そう言うことだったのか。と。
説明不足だよね、と思うのはもしかしたら私だけかもしれないし、インストラクターやクラフトをたくさん作る人は常識なのかもしれないが私はとても驚いたんだ。
初めてこんな作り方したのよ。なのでそれをシェアしたいとおもいます。
ここに書かないのは当然のことだと思うので、よかったら勉強会に参加してください。
こういうことを深掘りしてきたのが勉強会です。
私が個人的に思っ他疑問を、1人で突き詰めてきたことをシェアし、皆さんにもその「へぇ〜」共有して、少しずつ経験と知識を蓄えてきました。
今回はその一区切りの勉強会です。
指定日は5/17(金)と18(土)
今のところ18(土)はお申し込みなしです。
マンツーマンでお好きな日時は6月30日までの開催。空き状況を確認の上お申し込みください。