30人の講座

こんにちは香川県高松市のマンツーマンのアロマスクール、アロマティコ高嶋です。完全マンツーマン講座ですが、先日大人数の講座のお仕事をさせて頂きました。

大人数の講座は、私には向いていないと思っていたのですが、久しぶりにしてみたらとても楽しくて思い込みって駄目だなぁと気付かされました。

もしまたお声が掛かったら・・・喜んでやらせて頂こうと思いました。

いつもの講座の準備とは、全然違う準備。どうしたら30人が効率よく、香りが嗅げるか?クラフトが作れるか?を工夫しました。

大人数のセミナーのメリットとデメリット

メリット
→受講側は、ワイワイと楽しい。色んな人の意見が聞けるて、色んな人と繋がれる。大人数だからこその材料を準備がある。

デメリット
→メンバーにより、質の低いものになる。楽しいだけで、収穫はマンツーマンよりも少ない(これは、私の思い込みと今回気付けた)。内容が自分の求めるものと違う事がある。

マンツーマンのメリットとデメリット

メリット
→質問がしやすく、答えてもらいやすい。アレンジしてもらいやすい。自分の気持ち次第でたくさんの収穫が得られる。

デメリット
→先生と合わなければツライ時間が続く。受け身のままだと、つまらない。

なぜ普段私はマンツーマンか

大人数のセミナーは、いい先生が良い講座をアチコチでされていて、いい参加者が集まって、いいセミナーしているのを目にするから。

それならマンツーマンにして、参加者の方の疑問にすぐにお答え(応え)できる様な講座にする方が私も楽しいし準備がしやすいと思ってマンツーマンにしている。

受講者と私の方と、お互いの自由度の幅が広くて日程、時間、料金、内容などがアレンジしやすい。

今回の経緯

ある友人からの紹介で。その人は数年前にセミナーに参加して頂き、それ以来細く長く繋がっていてくださっている。
今回は最初に彼女にお話があったのだけど、アロマテラピーという事から私に相談を頂いた。有難くて感謝しかない。

「私も見学したい、お手伝いしたい」との事だったけれど、彼女だってアロマセラピストで精油の知識もある。またボディケアのスキルのある方だったのでぜひ一緒にやろう!!と、お話した。その方がお互いに甘えが出ないので、一緒に行う事にした。

セルフケアの方法というテーマを頂いていたのだけれど、先方(ご依頼主)と打ち合わせをして、しんどさの根底にあるものは「肩こり」「痛み」も大変なことだが、そのもっと下にあるもの、まずそこに気付いた方が良いセルフケアが出来ると思い、少し深い掘り下げをするセミナーにしようと思った。

深くなりすぎるとまとまらないし、つまらないし、テーマがぼやけてしまうセミナーになりそうだなぁと不安もありつつ、その団体の特徴から言って「学ぶのが好き」「良いストレスを選んで取り込んでいる人々」という感じがしたので、そこは頑張る事にした。

まじめに、でも笑いやふむふむもあって、終わったら「あら、なんだか体も心も楽になっている、、、こういう事なのね」みたいしたいと思った。

彼女はボディケアを、私は自然療法とアロマテラピーを”ホリスティック、恒常性、ストレスの種類、ケアの方法、香りのメカニズム”という切り口で話すことにした。

準備と内容

バスソルト作成
→ソルト、ブレンド精油2種、ハーブ、オーガンジー袋
※3グループに分かれて作成するので、精油は3セット作った

トリートメントオイル5ml
→1%濃度
※150mlの植物油に1%濃度でブレンドオイルを作成し、5mlボトルに小分けして準備

ハーブティ
→温かいもの、小さい紙コップ、お盆

スメリング
→精油、ムエット

ケアグッズ
→自分が普段使っているもの

レジュメ
→細かく書きすぎず、でも、後日見て思い出して頂けるように

ブレンドなどは、今回話しを持ってきてくださった友人と一緒に考えて、あとは私の感で。
バスソルトは打ち合わせの時に先方の方2人が来てくださったので、その時に一緒にサンプルを作って頂く。

難しそうか、楽しいか、危なくないか、使いやすいか、なども確認。作って楽しいも大事だけど「セルフケア」「内観してもらう時間」を想いながら準備。

手ごたえ

一言で言えば、準備の段階から楽しく、自分自身の学びも多く大満足。(私が言うな、かもしれないけど)
皆さんの話を聴く時の視線や熱心さ、トリートメントの時の反応(皆さんの手を触らせて頂いた)、楽しそうな様子に良いストレスを頂けたと思った。(私は、良いストレスが好き)

正直、大人数はちょっと・・・・と思っていたけど、それは私の未熟さ故の言い訳だったのかもしれない。

最後の質疑応答も、良い質問が沢山でて「ああ、part2をやりたい」と思ったくらいだった。

後日、頂いた感想のレジュメと、会報誌を見て、どこまで今日の参加者の方々は真面目で、勉強熱心で、優しい人なんだろうと改めて思った。

私の学びや仕事は、こういう方々に届くためにあるんだよ、という事も改めて思った。インスタ映えの為でもなく、表面的な美しさや健康でもなく、この様に人の為に頑張る人が、1日の中の少しの自分の時間をいい時間にしてもらう為に何が出来るのかという事を伝えないといけないんだよなぁと、再認識した。

未熟な部分はまだまだあるけれど、大人数のセミナーを「苦手」とせずに、これからも、機会があれば参加させて頂きたいなぁと強く思った。

依頼と料金と流れ

①依頼
→メールでも問い合わせフォームでも、SNSのメッセージでもOK。

②料金
→どの依頼でもそうですが、一番最初に料金を決めます。話す内容の濃さ、使える材料、精油が変わって来ます。学校などの文化教室(※)であれば予算は大体5,000円くらいかと思うので、それでOKです。もしそこに材料費が500円ずつでも集められるようであれば、クラフトや使う精油に反映させていきます

③料金が決まったら、一度打ち合わせを。クラフトや、話す内容の濃さ、話の方向性を確認します。8割ほど内容が決まったら、一度内容を送るので、確認して頂き微調整。

④当日
→内容によりますが、クラフトなどがあれば1時間前に準備に入ります。そうそう、会場は窓が開く場所の方が助かります。

⑤お手伝い
→もし係の方がいらっしゃれば、とても助かります。

※学校の文化教室など、PTA活動の事です。また、公のボランティア団体(手話通訳、スポーツボランティア等、年間予算が決められている団体)も含みます。企業、個人的な集まりの場合は、通常の相談料金1回22,000円でお受けします。

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