内藤記念くすり博物館・岐阜・各務原市

香川県高松市マンツーマンアロマサロン・スクールAromatico~アロマティコ~高嶋です。今回は岐阜の有名な薬草園「内藤記念くすり博物館」について書きたいと思います。

こうして色んな所にいくとね、色んな「知識の点々」が結びつくのが分かるの。

  • 牧野植物園で見たもの、知ったもの。調べたもの。
  • 平賀源内さんの事、そこから話が広がって田村藍水のチョウセンニンジンの話しや杉田玄白の解体新書の話し。
  • 宇陀の薬草園に奈々ちゃんのおかげで知った、かぎろひの丘のこと、森野旧薬園の事、そこで見た事や知った事。
  • 玲子さんに連れて行ってもらった京都文化博物館で知った「東洋文庫ミュージアム」の存在と、その後東洋文庫ミュージアムに行ってさらに知った事。

こういうものが、ここでさらにパチパチと繋がって行く。

行った日:2023年6月14日(水)
天気:晴れ、暑いくらい
きっかけ:箱根旅の帰る途中。各務原に宿を取り、翌日ここによって高松へ帰った。自分の車。余談だけど近くにある「恵みの湯」はとても良かった。

内藤記念くすり記念館
https://www.eisai.co.jp/museum/information/index.html

私から見た内藤記念くすり博物館の薬草園の印象

  • 私の中では「学ぶ系」の薬草園
  • 歴史が古いからか、樹木がとても大きくて、樹木エリアは「癒し系」。静かで、木陰が気持ちが良かった。
  • 薬草園エリアは、綺麗に整理されて、お手入れされていて、表示もきれいにしているのでとても見やすい。
  • 広いので、暑い日、寒い日、時間がない、などの場合は薬草園部分は見たいところを先に回った方が良い。(そうは言っても全部をちゃんと見たくなるのだが・・・)
  • 案内図に載っていない部分で、恐らくボランティアさんたちがされている「畑」「駐車場横のガーデン」が素晴らしい。野菜、ハーブ、樹木が育てられている。桑の実がたわわ実っていてとても気持ちが和んだ。薬草園エリアより、季節を感じられるエリアだと思う。
  • ミモザは、種がぶら下がっていて、あのかわいい黄色のお花のあとは・・・・結構グロテスクな種が出来るのね・・・と思った。
  • 駐車場は無料。

私が”おー”、と思ったところ

  • メグスリノキは、平賀源内薬草園にあって、ふだんあの苦くて美味しいお茶を飲んでいるので「おーここにもいた!」って思った。
  • 薬味本舗というエリアは、こんな庭が有ったらいいなぁと思って「おー」
  • アマチャも、平賀源内薬草園にあってやっぱり可愛いなあと思った。以前は、アマチャヅルと同じものと思っていたんだよね。アマチャは小さい可愛い紫のアジサイ。庭に1本あると良いなぁと思う。
  • カワミドリは、ニンジンボクと西洋ニンジンボクの様な比較が出来そうだな、と思って「おー、ここにもあったな」的な「おー」。それで言えばアマチャとアマチャヅルも、比較ができそうだね。
  • チョウセンニンジンは、もうこれは田村藍水さん。平賀源内の師匠の藍水さん。源内さんと一緒に薬品会をした藍水さん。育てるのがめっちゃ大変なやつ。それが元気に育っていて「おー」
  • ムラサキは、根っこを使ったインフューズドオイルを使ってリップやバームを作る時に可愛いピンクにする。まだ苗は小さかったけど、大きいくなったらまた見に来たい。
  • ゴミシ、せんぶりは、薬草で知っていたから「これなのか~」の「おー」せんぶりは、白い布がかかっている中にいると思われる。
  • 毒系の植物は檻に囲われていて、入れないの。赤いひょうたんみたいなのは、可愛いのに、毒なのか・・・と思ったのと、ドクニンジンはきっと昔は間違って食べてエライ事になった人が居ただろうな・・・と。
  • イブキトラノオは源内薬草園で「ススズカケトラノオ」を見ていたので、「おー!仲間か?」と。

他にも「おー」ポイントがたくさん。もうお願いだからぜひ行って見てください。

館内の展示は歴史博物館、美術館、が合わさったような場所。

  • 資料が凄い。ここにも解体新書がある。ちなみにね、平賀源内記念館にあるのは解体新書の初版本なんだよ。詳しくは源内記念館の砂山館長さんにアポをとって、ぜひお話を聞いてください。
  • そして解体新書のこの絵は、小野田さん(一人が書いたわけじゃないけど)という人が携わっていて、その小野田さんに絵を伝えたのは平賀源内さん。こういう繋がりがすごくワクワクするよね。
  • らんびき=蒸留器ね。これは、富田くすり記念館(佐賀・鳥栖市)に行ったときも、すてきならんびきがあったの。結構、こういう系の博物館なら見かけるんだけど、こんなにたくさんコレクションされているのはとても珍しい。ドイツのガラスの蒸留器も興味深いね。


ココに書いたのは、博物館の展示物の、ほんの一部。もう、面白いもの、感動するものがたくさん並んでいるからね。
最後に、「おー」の写真の追加。自分の資料の為にも載せておこう。

【次回の、薬草園ツアー】
2023年11月上旬の牧野植物園を、フランスから一時帰国のアロマトローグTomomiさんと計画しています。
詳細は、このHP、インスタ、FB、等で告知します。確実に連絡が必要な方は、高嶋までDM,Messenger等でご連絡をください。

【アテンドします!】
植物園や薬草園のアテンド(一緒に回る。そこにまつわるお話し等致します。)のお仕事承っております。
現地集合、現地解散。講座として組み立てたい場合のご相談も承っています。料金は日程、行程、により要相談です。
どうやってそこまで行ったらいいと思う?複数人数要る場合は?等、何でもお気軽にご相談ください。

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