カレンデュラ|浸出油とハーブティー
高松市マンツーマンアロマスクールAromatico~アロマティコ∼高嶋です。
カレンデュラという植物、植物油に浸けて浸出油に浸けたり、ハーブティーにしたり、クラフトではグリセリンソープに入れて使う事もあります。花びらの色が、そのままきれいなオレンジ色で残るんです。
今回の記事は、2019.04.18 に書いたブログ(Jugem)記事を再編しました。
カレンデュラの基本データ
学名:Calendula officinalis
ハーブ名:カレンデュラ/カレンヂュラ
英名:ポットマリーゴールド
(potとつくのは”食用に出来る野草”の意味だそう)
(officinalis=薬用の意)
和名:トウキンセンカ(近縁種にホンキンセンカ/ヒメキンセンカC.arvensisがあるので混同しない)
科名:キク科(キク科アレルギーの人は注意)
利用部位:花弁(花弁には、ルテイン(カロテノイドの一種)を多く含んでいるそうです)
作用:発汗、解熱、殺菌、抗ウイルス、血液循環、外傷、皮膚炎、胃の炎症、生理痛、目の不調など(通経作用もあることから、妊娠中は使用しない方がいいですね)
◎花の成分:カロチノイド、フラボノイド、サポニン、多糖類(水溶性、油溶性、の成分があるので目的によって何で抽出するか変わってきます。)
◎花言葉:「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」(ギリシャ神話の悲しい恋愛話から来るらしいです(笑))
◎一年草、多年草とあるらしいのですが、ハーブとして使えるのは原種の一年草だけだそうです。
◎小話:カレンダー(Calendar)の語源だそう。
利用方法
◆ハーブティ(熱水で抽出。浸剤にもなる)鎮静、身体を温める、粘膜の保護、健胃
◆浸出油(植物油などで抽出。インフューズドオイル)軟膏やトリートメント等、基材として利用肌の修復や、粘膜の修復(カロテンより)殺菌作用(タンニン、カレンデュリンリン)
◆チンキ剤(アルコール等で抽出)飲用・化粧水などに利用
◆生のまま(エディブルフラワーとしてサラダやお菓子などに)

※額田医学生物研究所HPより一部引用
カレンデュラ種類は色々
カレンデュラ=マリーゴールドですが、昔(今も?)学校の花壇に植えていたアレではありません。あれは園芸用のマリーゴールド。可愛いお花を愛でます。
自然療法に使うのは、原種。ポットマリーゴールドと呼ばれるものです。これにもいくつか種類があり、中心が(おしべ、めしべ)茶色いの黄色いのや、バラの様に花びらが付くものから、ガーベラみたいに付くもの・・・などがありますが、抽出油にするのにはどちらでもOKだそうです。
写真は、私の義父母の畑の花です。どちらも使えます。
オフィシナリス(officinalis=薬用の意)
このオレンジが見た目からも元気になるね。

カレンデュラ乾燥時の注意
乾燥させる際の注意です。
並べて乾かせばいいだけなんだけど、摘んだばかりの花は水分で重いから風で飛ばされることはないけれど、乾燥して花びらがチリチリになってきてパラパラになるとせっかく乾燥した花びらが風で簡単に飛んでしまうので、干し方には注意が必要です。飛ばされると本当つらいです😢
できれば、干物干しのカゴとかに入れて乾燥した方がいいです。ザルに入れたままベランダに置いて置くとザル事風でひっくり返る事もあるので注意しながら乾燥しましょう。(何度か私はやらかしました(/ω\))
そして、花びらの奥には虫がいることがあり(いると思っていい)、途中で出てきます。だから室内よりも外が良い。乾燥していくうちにどこかへ行きます。死んで飛ばされるのかもしれない。いたとしても問題は無いと思います。浸ける、飲む、問題ないと思います。

↑乾燥途中です。花びらが取れてきます。

キレイでしょう。オレンジです。
本当にキレイなんですよ。しっかり乾かしたら、保存瓶などに入れて乾燥剤なども入れて保存します。水分が残っているとカビや、雑菌の原因になりますからね。
私は使い切れる分だけを乾燥させて、なるべくすぐに使います。手に余る量はダメ。浸出油は
・リップクリーム
・トリートメントオイル
・ミツロウクリーム
などに入れますが、とにかく作り過ぎて酸化させてしまうよりも、使い切る事が大事だと思っています。
手作りのモノは酸化したり、雑菌の繁殖など可能性が市販のものよりも高いです。ですから、新しいものを、使う分だけ作る。それが自然とのバランスにもつながるような気がします。
ハーブティで飲む
適当(1人分ひとつまみくらいかな?)に入れて、お湯をお注いで5分ほど待つと、色(日本茶の様な色)が出てきます。オレンジ色にはなりません。味もクセがなく、薄い日本茶の様です。

ポットの中が、フワフワの花びらでキレイですよね。


ハーブティだとポリフェノール類が出てくる様です。
抗酸化、抗炎症、血管拡張、血流改善だそう。ノンカフェインです。
浸出油/インフューズドオイル
・傷ついた皮膚や粘膜、
・肌荒れやニキビ
・日焼けしたあとのお手入れ
・軽いやけどのケア
・肌のかゆみや炎症
・乾燥による肌荒れ
・皮膚のトラブル に
温浸法
湯煎で3時間ほど加熱しながらハーブの成分を抽出。
カモミールやカレンデュラなど、
精油成分が多いハーブ、加熱しても成分が壊れにくいもの
などが温浸法向きといわれています。
ローズマリー、ラベンダー、バジル、タイム、ジュニパー
◎冷浸法(アンフルラージュ)
常温で抽出。日光に当てて2~3週間。
加熱すると成分が壊れやすいハーブ。
セントジョンズワートや
カレンデュラでもこれを使う事が多い。
他に、ローズ、セントジューンズワート、ネトル、
※カレンデュラに関して温浸、冷浸、
どちらがbestな抽出法か、調べてみましたが
私には結論が出ませんでした。
温浸出来るものはほとんどのものが
冷浸でも抽出可能だそうです。
早く使いたい時は温浸が早いですね。
【注意】
ハーブティ、浸出油を使ったクラフトなど
自然療法は自己責任で行うのが原則です。
カレンデュラを始め、植物には、
薬効成分がありますが
それぞれが自己の責任のもとで使用しましょう。
この記事によって何らかの不調や事故に関しての責任も
ご利用したご本人様にある事をご了承下さいます様
お願い致します。
カレンデュラ浸出油とは
カレンデュラ浸出油(インフューズドオイル)とは、乾燥させたカレンデュラ(マリーゴールド)の花びらを植物油に漬け込み、成分を抽出したオイルです。
http://aroma-hi-land.jugem.jp/?eid=252
昔、色々ブログに詳しく書きました。
今年は冷浸法
カレンデュラを、温、冷浸法、両方で取った事があります。でも、やっぱり冷浸法がいいのかな?と思ったので、今年は、それで作りました。
カモミール、カレンデュラ、ネロリ、それぞれ行いました。その時の様子は
今年のカレンデュラは、こんな風になりました。
ホホバオイルに漬け込み、これを2~3週間、瓶を振りながら太陽に当てて(これも諸説あります)ゆっくりと成分を出していきます。
私が植物を何に付けるか確認する時の本は、長島先生の本です。本当に素晴らしい本でとても役に立ちます。
2~3週間後、出来上がったら茶こしで濾して、オレンジ色のオイルを取り出します。私はリップやバームを作ろうと思います。ワークショップを行ってもいいかな?とも思っています。
後日談
こうして、キッチンにおいておいて、朝に晩に上下上下して混ぜます。
特に、カモミールの方は、そうしないと上の方が浸かりきっていないからカビが来る可能性があるのでね。
カモミールの方ですが、2~3週間後に、キッチンペーパーやザル、茶こしを使って、植物と分けますが、その後もう一度「追いカレンデュラ」する場合もあります。
カレンデュラの成分の飽和がどのくらいなのかは分かりませんが、濃い濃い成分を出します。
3週間後
漬け込んだハーブを取り出します。カレンデュラは茶こしで濾した。
カモミールは茶こしだけでは、ちょっとした粒々が残っていたので、さらに「分液濾紙」でこした。
分液濾紙は、油だけを通す濾紙。水溶性、油溶性の混ざった液体を分けるものだけど、これももちろん出来た。とてもゆっくりゆっくり落ちます。ほぼ1日かかりましhた。
早めに、トリートメントオイルにブレンドしたり、バームにしたいと思います。

