椿油とカメリアオイル

香川県高松市マンツーマンアロマサロン・スクールAromatico~アロマティコ~高嶋です。今回は、椿油とカメリアオイルの違いについて話したいと思います

違いを考えるきっかけ

きっかけは、

”「ヘアオイル作りたい」というリピートのお客様が来たのだけど・・・高嶋さんの持っている植物油で髪にいいもの、ないですか?”

の問い合わせから。

”私が持っているもので”と言えば、
ホホバ、セサミ、アプリコットカーネル、そしてオリーブオイルあたり?

と思い、そのようにお返事したけれど、
髪の毛には椿油が頭から離れず、
ヘアオイルならやはり椿油を伝えねば・・・と思い、
改めてきちんと調べてみることに。

調べたら、カメリアオイルと椿油は、
そもそも学名が違う事や
椿油も肌に良さそうな事が分かったりで、
良いサイト(商品)も見つけちゃったりして、
けっきょく椿油、購入してみました。

改めていい機会だったなぁと思います。
お問い合わせって、本当にありがたい。

比べるには調べる

参考にしたサイト
TIMELESSEDITION
五島椿本舗
など、やっぱりカメリアオイルと椿油は区別されているようだ。

その他、
カメリアオイルの学名の
sinensis も調べた。以前の勉強会で学名について取り上げたんだけど、
やっぱり忘れちゃうよね・・・(;´・ω・)

https://eow.alc.co.jp/search?q=sinensis
↑このサイト面白いです。

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  • Camellia japonica (椿油)=ヤブツバキ
  • Camellia sinensis (カメリアオイル)=ツバキ科ツバキ属の植物から採取されたオイル全般。ヤブツバキ以外のツバキ属植物の種子から造られる。カメリアオイルと呼ばれるものの多くは「チャノキ(Camellia sinensis)」の種子から油脂が採取。
  • 化粧品表示名称でも区別されていて、「椿油」と「カメリア種子油」という異なる表記がされている。
  • 商品名は一緒に思えても、化粧品表示名称で厳格に区別されているのがこの2つ。含まれている成分比率などが異なっている。
  • ヤブツバキを全量使用した椿油には皮脂成分に近いオレイン酸が80%以上

なるほどなるほど・・・

ヤブツバキ Camellia japonica (いわゆる椿油)

※ヤブツバキの植物としての説明が、自分の持っている本の中には載っていなかったので、サイトで探しました。
引用先サイト=庭木図鑑 植木ペディア

ヤブツバキの開花は10月~4月。枝先の葉の脇に直径5~7センチの花を一輪ずつ咲かせる。5枚ある花弁は赤又は白で、やや筒状に開くのが特徴。しばし混同されるサザンカチャノキのように全開せず、その控えめな様子が好まれて茶花に使われる。

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お花は、ポトッと落ちるので、それが首が落ちる様で武士は嫌ったそう。今でもお見舞いのお花には不向きと言われているよね。
でも以前、たくさんの落ちた椿の花を見たことがあるんだけど、意外と綺麗なのよね~。

チャノキ

伊沢一男著 薬草カラー図鑑 主婦の友社から(P413~414)

チャノキ(ツバキ科)
かぜの頭痛・下痢に
10~12月かけて白い花が咲き、果実は翌年の秋に熟す。ツバキ属だが、花には柄があり、ツバキのように落ちる事はない。薬用部分・・・葉(煎茶を使用)。採取時期・・・市販品を求める

生薬名 茶葉(ちゃよう)

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くれぐれもカメリアオイル=チャノキとは限りません。

カメリアオイルは、ツバキ科ツバキ属の植物から採取されたオイル全般の事を指しているということ。
カメリアオイルと呼ばれるものの多くは「チャノキ(Camellia sinensis)」の種子から油脂が採取されているという事だったので、チャノキを調べました。

チャノキ・・・お茶の木がカメリアオイルかぁ
お茶畑は何度も見たことあるけど、
実を見たことは一度もないなぁ(と思う)

<余談>
チャノキ(Camellia sinensis)以外に、ツバキ科ツバキ属、教えて頂きました。
サザンカ(Camellia sasanqua)があり、実際に、実から油を摂ったそうです。茶畑で体験したご本人が、なんと牧野のセミナーに参加してくださっており、教えてくださいました。
この偶然、すごいよ!もう、、、どんだけみんな本気のヒトなんだ・・・・。こういう出会いをくれるから、自然て好き。

椿油の特徴

  • 酸化しにくい(五島椿本舗さんのサイトで常温で1年半。保管は冷暗所。)
  • 髪だけでなく、肌ケアにも使える。肌タイプを選ばない。
  • オレイン酸85%以上(これがこの椿油の特徴。オレイン酸の含有用を見て、椿油なのかどうか?という判断材料の一つできそうだ。)

今回購入したのは、五島椿本舗の椿油
サイトの詳しさや説明が、とても心に響いたから

ワークショップのご案内


春と冬にアロマクラフトワークショップをしています。
せっかくなので、
椿油を使ったヘアオイルかマルチバームを作ろうかなと思います。
興味がある方はぜひ!!
まだ詳細サイトを作っていないのですが、ざっくりこんな感じです。

<冬のアロマクラフトワークショップ>
12/14 (木)~16(土)
10時∼17時
参加費1,100円(お茶代)
→お茶代に含まれるもの
お茶、お菓子、質疑応答、精油のスメリング、教室にある本を閲覧する

●作成クラフトは別料金です(2,000円/個)
・髪も顔も指先にも、全身に使えるみつろうバーム 15g
・目的別に高濃度(10%)に精油を入れるロールオン 8g
・冬のお風呂上りに使って欲しいトリートメントオイル 30cc
・ラベンダーウオーター使った私が使っている化粧水 100㏄
・椿油と頭皮にいい精油で作るヘアオイル 20ml
などを考えています。

●植物油、芳香蒸留水の分割販売
・10ml~(植物油はプラボトル。芳香蒸留水はスプレーボトル、またはプラボトル)
・値段は商品によって違います。
一例として
・一番高い芳香蒸留水はヴェルドン峡谷のローズウオーター「10ml300円」(スプレー容器込み)
・植物油はホホバクリア「10ml300円」ホホバオーガニック「10ml400円」(プラ容器込み)
・マカダミアナッツ植物油「10ml300円」(プラ容器込み)
です。

●精油の販売
・分割販売もしますが、開封したものを分割販売になります。ボトル代を別途100円頂きます。(個人的には、一番少量のサイズの精油を購入をお勧めしたい)
・商品の発注、承ります。お渡しは取りに来て頂く・配送(配送の方法は要相談)選んで頂きます。

まだクラフト内容は確定ではないのですが、冬に使えるものを色々とご提案したいと思います。
作る時に入れる精油によって、色んな目的に対応できます。自分で考えるもよし、調べてチョイスするもよしですが、私の方からもおススメを準備しておきますね(^^)

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